あかんたれブルース

継続はチカラかな

せつない話



親の高齢化、支援介助介護・・・
これってわたしだけの話ではない。
現在50代の人これから50代になる人
ほとんどが頭を抱える問題なんでしょうねえ。

わたしと入れ替わりで鹿児島にチェックインした
サチコからの話です。彼女は昭和40年生まれ
久々に高校時代の友達と会ったんだそうです。
みんながそういう親を抱えている。
その与太噺で盛り上がり

それに比べたらウチはまだマシかと思ったとか

A子さんの母親の場合・・・
く、苦しい、胸が・・・死ぬううう
A子・・き、救急車を・・呼んでおくれ
あああもうダメ
「母ちゃん大丈夫!」とA子さん
母親の胸元を開いて呼吸が楽になるように
と、んんんm、なんか変?
なんとブラジャーを逆に着けててそれが胸を圧迫
していたんだそうです。
それを外してやったら
「あああ、助かった。あなたは命の恩人」

と感謝されたそうですが、なんとも(涙)


B子さんの場合・・・
「最近ね、眼がおかしくてね
 でもこの目薬をつけるといーな良いんだよ。
 お前にも呉るっでがい2つばかし持って戻れ」
といって母親はそのよく効く目薬を点眼していた。
それを横目に
紙袋に入れた目薬を自宅に持ち帰ったB子さん
なかを開けてみると、

イチジク浣腸だったそうです(涙)

こういうのは可愛いものです。
うちの母親とどっこいどっこい。

C子さんの母親は、若い頃から
そりゃ強烈な質の方でした。
庭に出没するツガイの狸を叩き殺したという
豪の者。
わたしは彼女の兄貴と同級生だったので
わたしもよーく知ってる。猛烈なのだ。
その母親が年老いてその過激に拍車がかかって
止まらない止められない。
亡くなった旦那さんの年金で不自由ない額を
支給されているのだそうですが
浪費癖が止まらず、何か買っては近所に配るので
毎回家計は火の車だそうで、子供たちはそれぞれ
お金を出し合っているそうな。
「うちみたいに通帳を預かってしまえば」
そんなことしたら激昂して暴れて手がつけられない。

同級生の兄は妻と別居して母親の支援生活。
その家がゴミ屋敷状態で母親がうんこを
あちこち落としていくそうです。
それを拾っていく息子。せつないねえ
息子さんが今大学生だそうですが
卒業したら妻とは離婚するとか。

地元にいてもこれだもん

せつないねえ