あかんたれブルース

継続はチカラかな

雪と猫と私の足癖



朝おきてカーテンを開けたら
雪が積もっていた。
受験生たちよ滑らないように気をつけて。
ダイヤも乱れているようです。
だから春入学じゃなくて秋入学に戻せば
よかったものを・・・頑迷な教職者と保護者たち
保守的だよねえ。

さて、大人の愉しみ
というほどでもないのですが
馬太郎の密かな愉しみに
布団やコタツのなかで履いてる靴下を脱ぐ
という変な癖というか性癖があります。
手ではなくて足の指を使って。
ズボラなのか器用なのかわかりませんが
それがとても快感であり
そうしないとウズウズするみょうな性癖がある。

小学校の頃からモノを足の指で握って拾ったする癖
そこからなのでしょうか?
まだ猿から進化しきれてないのかもしれない。ウキッ

この癖から絡みの場面で
女性の下着を足で脱がせてしまい
手馴れているのねとほめられると思ったら
大目玉を喰らってしまったこともあり
同様の性癖のある方は
くれぐれも御注意ください。ピンポン

器用に足の指でモノを掴もうとする癖
レストランなんかでモノが落ちたりすると
ムズムズと靴を脱いで靴下を・・ムズムズする。
いけないいけない。
そんな性癖が手痛い失敗苦い想い出もある。
あれは23歳の頃だったかと思います。
当時独身だったわたしは方南町ワンルーム
住んでいました。といっても
五畳しかくてね。狭かったのだ。
それでもロフトがついていてオシャレな新築。
そこがわたしのベッドルームだったのさ。
その頃は原宿のデザイン事務所に勤めていて
忙しい毎日を送っていた。
深夜帰宅後にはバタンキュンの日々
そんなある日の早朝でしたか
あの日も雪が降っていたから冬でしたねえ・・
夢をみていた。
小学校の机に座って授業を受けていたボク
机の上の消しゴムがコロコロって床に落ちまして
あららとつい足が伸びてモゾモゾと探る
実際は布団の中なのですが、まだ夢の中
もぞもぞ探っていると、あった。
それを足の指で握って、なにげに
右手に手渡す?足渡すかな?
なんか意外にちょっと固めで、砂消しだった?
まだ意識は朦朧としている。
あれ?夢だったんじゃなかったのかなあ
でも実際にモノがあるんだな、わたしの右の掌に
それをしばらく弄んでいました。
なんだろう・・・これ?
わからない。
そこでようやく意識が半分ぐらい戻ってきた。
その物体を、鼻先までもってきた。
わたしの感知能力は
触覚→嗅覚の順みたいですね。
その物体の臭いを嗅いでみたわけだ。

んんっ、この臭いはどこかでたしか・・臭いぞ。
これはたしか、きっと、まさか・・・
そこでようやく目を開けた。ようやく視覚の登場。

しかし寝ぼけ眼の焦点があう前に
その臭いで謎の物体の正体がほぼわかったのだ。

うん子じゃないか?

見るとたしかにそれは小ぶりなうん子だった。
でもなんで? わたしじゃないよ(汗)
いっぺんに目が覚めて、起き上がって
布団をひっくり返すと
なんとわたしの布団の足元あたりは
黄色いシミの跡にかりんとうのようなうん子が
四個五個六個・・・なんじゃこりゃあ!
思わずもってた一個が手から落ちた。
気が動転ててたんでしょうねえ。
わああああああと叫び声を発して
梯子階段を駆け下りると
シャワーを浴びたさ。この辺がちょっと都会的

そして冷静になって考えてみた。
わたしじゃない。だって小さいもの
そういえば・・・ちょっと前から
開けっ放しのベランダの窓からよく猫の訪問者が・・
わたしが帰ってくるとよく遭遇したものです。
この珍客をわたしはそれとなく歓迎していたのですが
先方はそうでもなく、多分野良だったんでしょうね。
まったくなつかない。
そのうち餌付けしてやろうと思ってたのに
あの野郎、恩を仇で返しやがって
なんとわたしの布団のなかに棲みついて
そこを便所がわりにしてるなんて、ヒドイ!
たぶん絶対に雌猫ですよ。

それにまったく気づかないで
わたしは一週間以上もベッドを共にしていたなんて
いやその猫とじゃないよ。
その猫がしていったうん子たちとだよ!

しかし、芸は身を助けると申しますが
もしわたしの足芸がなかったら
いったいいつまでこのインモラルな関係を
いや不道徳というよりも不衛生なだな
関係というよりも環境を、です。

よかったよかった。

そんなわけでみなさん雪で路面が滑りやすいので
注意してくださいね。
いまどき東京の道にうん子はありませんが
もしかしたら雪の下に隠れているかもしれません。
滑って転んでもし足元に異物を感じたら
まず足で、そして臭いで確認してくださいよ。
世の中人生何があるかわからない。

今日の一曲は
「雪」by猫
https://www.youtube.com/watch?v=tSxwILyWvpQ