あかんたれブルース

継続はチカラかな

2006-06-26から1日間の記事一覧

障害者のボーダーライン

1972年頃のアメリカ映画に『ジョニーは戦場に行った』という作品があります。 これは第一次世界大戦で傷ついた若者の物語で、彼の失った機能は両手両足と コミュニケーション能力すべてです。 したがって彼以外の誰も、彼に意識があることを理解するものは存…

天才という異形の者たち

『銀河英雄伝説』何巻目かに天才の誕生する環境を項目立てて紹介する記述がありました。 そのひとつに、家族や親族のなかに天才もしくは精神障害者がいる。 という項目に驚いた記憶があります。 南方熊楠の最愛の息子熊弥は弱年性痴呆症を患い発狂して死去し…

明治という時代が生んだ「天才」といわれる人たち

明治には色々な天才が出現しました。 その代表的なところで南方熊楠と秋山真之におまけで明石元二郎を付けてみましょう。 一人の民間人と軍人から一人と半分です。 秋山真之は司馬遼太郎の『坂の上の雲』の主人公のひとりで、 日本海軍の天才作戦参謀であり…

障害者と天才と『国家の品格』のおでん種

障害者の件、ちょっと違った角度から語ります。 120万部の大ベストセラーとなった『国家の品格』を読まれた方々は多いのではないでしょうか。 おでん種でいえば「ちくわぶ」。 まあ、中身がなくても大好物なので「雑学本」としては結構いけるかもしれません…