引き続き、愛と容姿について
私たち世代の思春期の頃に『愛と誠』なるとんでもない漫画がありました。
まあ愛のマルクスレーニン主義みたいなもので著者は愛の対極にあった梶原一騎です。
残念ながらキャラクターの画像が用意できません。知ってるでしょ(汗)
早乙女愛と太賀誠の屈折した純愛ドラマです。
登場人物では岩清水弘の「早乙女愛よ、君のためなら死ねる」が強烈でした(爆)。
これがそもそも現在の「愛」倒錯と暴落と泥沼の出発点ではなかったか。
作品のベースには( ネール元インド首相の娘への手紙)があります。これだ
愛は平和ではない/愛は戦いである/武器のかわりが誠実(まこと)であるだけで/
それは地上における/もっともはげしい/きびしい/
みずからをすててかからねばならない戦いである―/わが子よ/この事を覚えておきなさい
※この手紙が冒頭で引用されていた。
ネールは娘に色恋のことだけを言ってはなかたようですが、岩清水がそれをすり替えたか。
とは別に、若かった馬太郎は主人公の早乙女愛にはちっとも心を動かさなかったのですが、
花園高校の影の大番長「高原由紀」には惚れてしまった(爆)。
昔から、こういうのが好みだったんですね。屈折してますか?
彼女は物語の途中で顔面片側に疵を負ってしまいます。春琴抄ですね。
で、それよりショックだったのは座王権太という人間とゴリラのハーフのような野人。
(体長5メール)
なんとも表現できない男と結ばれてしまう。
置き去りにされてしまった私。
充分立候補する腹は出来ていたのに、、、。
「高原由紀よ、チャーリー馬太郎は君のためなら死ねる」
画像があったらよかったね。