ということで、哺乳類のなかで一番貞操の固いのはビーバーだそうです。
人間の女性は何位ぐらいなのでしょうかね(汗)?
とはいえ、ここまで人類の歴史で一部一時期、例外はあたとしても
「男社会」だったことは間違いない。
そういった男たちは女性をその時代時代によって理想化していきます。
ポッチャリ系からスレンダー風とか。
レディーとか淑女もそのひとつでした。憧れなんでしょうか。
でも、それじゃあ堅苦しい。
だから、「昼は淑女、夜は娼婦のように」といった
イチゴ大福のような女性を求めたりする。
クリスチャンでありながら女性の偶像崇拝とは怪しからん!
ハリウッド映画の例でいきますと、
1920代までは例の「グッド・バッド・ガール」が支持されていました。
「グッド・バッド・ガール」とは
「妖婦の魅惑的な性質とやさしい女の誠実がひとつの箱詰めになっている」
「みかけは悪いが(決して容姿のことではない)シンはいい女。」
えせ悪女。アメリカの男性が強く惹かれて「いい女」の偶像です。
これが20年代の末期に「ヴァンプ」にとってかわられます。
「ヴァンプ」とは悪女そのもの。
その最大の武器はセックスアピールです。
ジーン・ハローとかリタ・ヘイワース・・・マリリン・モンローでトドメさす。
しかし、社会環境の変化で「セックス」というものに
あまり価値がおかれなくなった?
60年代後半から70年代にはすっかり様変わりしてしまいます。
女優もミア・ファローとかキャサリン・ロスとか個性派に変貌していく。
この間に何があったかというと、
例の『シェーン』1953年では大草原の小さな家の良妻賢母が不倫に奔りそうになる。
西部劇では絶対タブーのシチュエーションを描き、また名作もはずさない。
この頃から、アメリカ社会(家庭)は変わってきたんでしょうね。
ベトナム戦争が1959年~1975年。
これに絡んでウーマンリブ運動が盛んになりました。
映画って社会を映す鏡のようなものです。
50年代までは必ずユダヤ人が登場していました。
70年からブラックシネマという黒人が主人公のものが登場すると、
それから必ず黒人が主要な役柄を演じている。
マーケテングにも影響しているんでしょう。
そして、この30年間を通して、
「家族の絆」をテーマにするものが多いですね。
それほど、危機的状態だってことです。
「グッド・バッド・ガール」は晴れて結婚すると
「指図する女」に変貌して、
夫や子供達の成功のために「指図」していきます。
夫はやがて無能な人となって、子供達は自立を求める。
豊かさと自由。多様化する生活環境。
これは日本でも同じだと思う。
それは70年代からのフリーセックスの呼び掛けで混乱を引き起こします。
日本はキリスト教の抑圧もなかったはずなのに、
「水曜(金曜?)ロードショウ」の解説者・小森のおばちゃまは叫ぶのだった。
「おばちゃまはジェームズ・ディーンとも、寝たのよ~お」
ジミー!Oh マイガット(涙)。
愛を訪ねて三千里(12)
女優の写真とか入れるとよかったですね(汗)。
現在時点は芦ノ湖で溺れてます(涙)。