あかんたれブルース

継続はチカラかな

黒四ダムに愛をみた!

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花粉症のせいで眼が痒くて往生しています(涙)。

おかげで、昨夜の『黒部の太陽』(ドラマ版)には
泣かされた。涙ぼろぼろ洟だらだら

国のため国民のため、そんな言葉で俺達を駆り立てないでくれ。
では、なにか?
香取慎吾の次の台詞を、固唾を飲んでまったぞ。
これは仕事だ。誇りのためにやっているんだ。

仕事。プライド。

日本が貧しかった昭和30年代。
まだ戦争の傷跡を背負っていた頃の話です。
貧しかったけれど、仕事にプライドが息づいていた。
取り戻さないといけない。

愛を訪ねて三千里。アレルギー性鼻炎でお休み中ですが、
たまらず、

昨夜のドラマで

工事が終わったら結婚しようといった若者を追って
現場近くの小料理屋に住み込みで働く女(深田恭子)に悲報が届く。
若者が事故で瀕死の状態。
「待って、あの人は私のこと本当に好きだったのだろうか・・・」
彼女は赤線で働いていた女。娼婦という過去があります。
それを知っているのに、指一本触れなかったという。
親方(香取慎吾)が青年の気持ちを伝えます。
「だから、結婚するまで抱かないと言っていたっぞ。
 そういった過去を思い出させたくないんだと。
 大切にしてやりたいんだと。」

こういうのを、野暮なんていっちゃダメです。
これが純愛ってものだ。

なに? 絵空事? ドラマ、作り話じゃないかって?
そんなことないよ。近現代史を見つめればこのような話は五万とある。
「色」というものは
こういった「一途さ」にあるのだと、劇作家長谷川伸もいっていた。

据え膳喰わねば男の恥という言葉ばかりを提灯にして
恋の道行きはスーパーの試食で腹下し
ぐっと堪えて恭子、君を想う。

禁欲ではなく、それで満たされるものがある。あるものです。

黒部の太陽に愛をみました。

日本が貧しかった頃、仕事にプライドがありました。

愛もあった。

取り戻せるだろうか。取り戻さなければ、いけない。

仕事と誇りと愛を・・・





愛を訪ねて三千里(お休み中)
ハックション! 洟が、洟が、テッシュプリ〜ズ。
眼が痒いよおお(涙)
俺が泣いたのは花粉症のせいだよ。いい歳したオヤジがドラマで泣くかってんだ。
さて、『黒部の太陽』は二夜連続で本日もやります。後編ね。
観てちょんまげ!
明日は土木の話を少しやります。ハ、ハックション!