あかんたれブルース

継続はチカラかな

チャイナリスク

メディアと民主主義(余談)


ここにきて「チャイナリスク」という言葉をよく耳にします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF


歴史的サイクルでいくと1989年の天安門事件からになっていますが
日本がそれを痛感したのは
1927年(昭和2年)の南京事件ではないかと思う。

それ以前から日本人への暴行ならびに強姦、略奪行為はあったのですが
日露戦争から、辛亥革命までは日中関係は非常に友好的でした。

「えっ、日清戦争があったのに?」

そうです。
ひとつは、あれが「清国」との戦いだったこともあります。
中国の改革派はそれを熱望し、自国の近代化に期待をよせました。
それは韓国でも同じです。
「アジアの保全」それは協力して欧米からの支配を打破することだった。

日中関係は蜜月だったといって過言ではない。

それもあって在中日本人も数も増えていきます。
1890年には864人だったのが、五年ごとに
901、3640、2万1200、9万3173、12万4428
1925年には23万6770人といったぐあいに増加している。

こういったなかで南京事件は起こった。

しかも軍紀がまだしっかりしているという革命・南軍によって・・・

まさにチャイナショックです。

あれだけ支援したのに、援助したのに・・・
これが決定的になるのが翌年の済南事件です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%88%E5%8D%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6

これらの事件の裏には共産派の工作があったといわれますが、
中国のナショナリズム反日意識は高まっていった。
また、英米が画策していたかもしれませんね。
中国の反英反米はすっかり反日にすり替わってしまいます。
それ以前の対華二十一カ条要求とか山東出兵が原因ともいわれる。
としても、ニワトリかタマゴかの水掛け論でしかない。

とにかく、決定的な亀裂となった。

漢子と大和は新婚二年目で不信感をもちます。
夜の生活でも、漢子はお金を請求します。そんな漢子に大和は愛想を尽かしていく。
そんな感じですかね。

外交って難しい。
懐柔策か強硬姿勢か・・・政府対応も迷うでしょうし、
世論も批判はするけれど具体策は見いだせない。

ひとつのヒントとして外交を恋愛だと考えてみるのも手かな、と思う。
外交の駆け引きというとなんか味気ないですが
恋の駆け引きというとなんか知恵や工夫も生まれてくるものです。
言葉遊びではなく、そんな気、しませんか? 気のせい?

ネゴシエーションとして不動産の親爺と対峙するのと
小悪魔漢子をおとす恋の駆け引きですから、好きこそものの上手なれです。
だいたいそういった艶っぽい交渉を閨閥にまみれた特権階級の外務官僚では
無理かもしれません。

プレゼン攻勢でも五月雨式に垂れ流しだと効果はありませんよね。
貪欲な漢子でなくても「もっともっと」となるでしょう。
また価値観も違う異国の漢子ですからトラブルもあるかもしれない。
でも、そこで聞けることは聞けるけれど、これは絶対にダメよ、と
強く、優しく、囁くことも
二人の信頼関係を構築する絶好のコミュニケーションではないでしょうか。

とか、両極端な方法論の二者選択ではなく
相手をとろけさせて、
「愛で殺して!」
なんてなればさほど物騒でもない。

ということで、民間から好事家を選抜して院外外交団を組織します。
自信のある方は各市町村の「愛のさざなみ」係まで
一次試験合格の方は九州四国、西日本、東日本、東北北海道ブロックで二次面接。
全国大会は来月23日(火)勤労感謝の日日本武道館で開催します。
合格者には特典として国家公務員試験のI種の資格が免除。
すぐに、北京語講座をスタートします。費用は民主党持ち。

「えっ、語学学習からはじめるの(汗)?」

当たり前です! 国家百年の計ですよ(怒)!