あかんたれブルース

継続はチカラかな

京大カンニング事件の今後の展開



時事ネタは基本やらないのですが
伊達直人のランドセル騒動」に引き続き
今回の京大受験問題(カンニング事件)について記事にします。

最初にこの報道を知り、へえ〜っと身を乗り出したものですが
日ごと加熱する報道に違和感をもたれた方々は多かったと思う。
そして、「犯人」の絞り込みから逮捕とつながって
なんか・・・
それを上手く表現できない自分がいた。

そこに、テレビ等のアハ体験でお馴染みの
茂木健一郎氏の京大とマスコミに対する批判の記事を知りました。
その意見を読み、ここ数日胸につかえているモヤモヤの正体が
ようやくつかめたものです。

不正はよくない。

そりゃそうなのです。誰もそれを擁護しようなんて言ってるんじゃない。
しかし、伊達直人騒動同様に論点を外した論争もあるようですが
そっちには興味ないのです。

茂木健一郎氏の意見(一部ガセともいわれていますが)に賛同してか?
京都大学への講義の電話は鳴りやまない、そうな。
組織の官僚化とするか、事なかれ主義とするか・・・
弁護できれとすれば、
個人情報保護という点からケータイを取り締まれなかったぐらいかな。
それでも弱いよね。
京都大学の対応の不味さはこれより自己責任として受けられるでしょうが、
ま、自業自得というところでしょう。

さて、これに対してマスコミはどう対処するだろうか?
明日からの各局のワイドヨーの成り行きが見物です。
それともスルーするのか?
マスコミの無責任さは毎度ネット上で問題視されていますが、
明日から対応でその真骨頂がうかがえるものである。

2ちゃんねるあたりでは色々揶揄されていますが、
基本「不正はよくない」で通して、話をそらさずに
議論してほしいものです。
発言者のセンスが試されるときです。
無論、色々な意見はあっもいいんですよ。

マスコミの背景には民衆という世論があります。
視聴者、購読者がいる。

昔、小泉さんは「自己責任」という言葉を使った。
個人に適応される自己責任であっても
企業に適応されない自己責任では不公平であり、ザルだよね。
自己責任というものを
いま、マスコミも国民も突き付けられているのだと思う。

言論の自由にも、自己責任を!