あかんたれブルース

継続はチカラかな

正攻法のおんなの色気

知性と意地悪(2)


>正攻法の意地悪なおんな

と記して、それに色気があるとしました。

なんで色気を感じるのか? もしかしてMっ気でもあるの?

ひとつは、母性の匂いなのかもしれません。
意地悪が女性の専売特許と表現しましたが
男も女も、すべて女である母親が生み出し育てます。
母親は優しいけれどときどき意地悪をする。

「お母ちゃんがもし死んだらどうする?」

なんてことをいって子供をパニックに陥れて
喜々としてたりなんかする。

母性の慈悲、慈愛のなかに潜む残酷な欲求。
そういうのも不思議です。

また、
時にはイラついて八つ当たりされるときだってあるかもね。
山の天気のように気分屋さんだったりします。
人間が出来てる出来てない以前のそれは女性の性質だ。
不完全なものに惹かれるのもここからなのでしょうか?

そういったことは男女間のなかでもよくある。
寛容な野郎どもの「弛み」は母性の記憶から、なのかも。
かもの話ですよ。

正攻法な女っていうのは
群れたがらない女だ。
不器用ともいえるし、頑固で、直線的でもある。
言葉が「生」だったりとかします。
頭が悪いわけではないのに、彼女は敢てそういう表現をする。
だから正義感は人一倍強い。
よく他人と衝突もするでしょう。
プライドだって高い。
孤高であったりもする。

でも、正攻法ですからね。
向こう傷だってひとつやふたつの騒ぎじゃない。
化粧で隠しても隠し切れない。あっ、それはシワね(汗)

そういう女には色気があります。

男が男に惚れるのを「男惚れ」というけれど
それとは若干ニュアンスが異なりますが
「女惚れ」させられる色気がある。

愛憎のなかのひとつの仇花の色香でしょうかね。

おっ、やってるやってる
そういう女がいるとチョッカイを出したくなる。
案の定、カンにさわって逆鱗にふれることが多いのですが
わかっちゃいるけどやめられない。

やっぱり、色気なんでしょうねえ。
そう表現するしか、ない。


まるでわたしは蛾のような(汗)