あかんたれブルース

継続はチカラかな

カツ丼はまだか



こちら警視庁馬喰横山署捜査六でなし課
馬太郎です。

疑う知性を信奉するあまり、
なんでもかんでも裏をかんぐって疑うきっかけを作った
重要参考人として松本清張を全国に指名手配しました。
当局では活字離れの張本人疑惑も立件中です。

疑う知性の問題点は、疑ってその真贋を見抜くなら
いいのですが、疑うだけで手仕舞いしちゃうので
身動きがとれないガンジガラメになる点だ。

君子危うきに近寄らず

しかし我々は君子じゃない。
結局それは「オラ知らねえだよ」の農耕民族思想に止まる。
村の鎮守様のお告げも期待できない。

なんでもかんでも鵜呑みにしろとか振り込めとか
いってるんじゃない。

そんなこといったらわたしなんて疑り深い権化だよ。
なんたってこのブログのテーマは
常識を疑うがコンセプトですからねえ(汗)

だから疑う常識を疑っております。

みんなはマスコミを疑っていますよね。
そりゃあそうでしょう。いい加減だもんねえ。
では、マスコミが疑ってる相手は信じられるのか?
・・・ラチがあきませんよね。
ここで異変に気づかないといけない。
でもめんどくさくなってくる。
下手に信じたら裏切られる傷つく損をする。
だからクールにかまえてたほうがカッコーし頭良さそうだし
シニカルにエスプリでマカロニさんで過ごそうとします。
でも、それじゃあつらいんだよな。
非常に淋しい。
楽しくありません。

結局、信じられる奴が強い。
信じるものをもっている奴が強いだ。

ところで、あなたは信じるものをもっている?

それは、お金か
愛か、家族か、それとも宗教か
少年ジャンプか

あなたは自分自身を信じれるか

んん? お金という声が聞こえたぞ。
でも取り敢えずという形容詞がついてたな。
結局、それは「取り敢えず」なのだ。
そんな取り敢えずのものに命を賭けられるだろうか?

人生においてのつらさは
信じるられるものがないことにある。
これじゃあつらいよ。
もし、仮に
その知性が信じることに邪魔になるのなら
そんなものはいらない。
そんなものは知性ではない。中途半端な出来損ないだ。

中島みゆきは歌った。

  難しいこと望んじゃいない
  有り得ないこと望んじゃいない

  時よ最後に残してくれるなら
  寂しさの分だけ

  愚かさをください



これが知性だ。