あかんたれブルース

継続はチカラかな

傷だらけのヒップエレキバンジージャンプ

知性の行方(7)


朝の連続テレビ小説カーネーション』で
ようやく戦争が終わりました。

昨年暮れからの昭和18年、19年、20年のどんよりとした
流れのなかで、歯痒く感じていたのです。
少なくとも一年前の昭和19年には敗戦は決定的で
終戦昭和19年でよかったのだ。
そしたら、
糸子の亭主も勘助も泰蔵も死なないでよかったのに
東京や各都市部の空襲もなかったのに
特攻もなかったのに
沖縄攻防戦も原爆投下もなかったのに
歯痒くてつらいでした。


体の裏側が痒い
冬場で乾燥したからでしょうか
体が痛かったのでシップを貼ったのが不味かったのか
シップに負けてなお痒い。悪循環です。

背中は手が届かないからそれなりですが
尻は手が届いて掻くので、傷だらけです。

傷だらけのお尻・・・

こんなのうり坊にみせられない(涙)

うり坊、今回は我慢していくれ!


ところで、わたしはカステラが好きです。
なかでも上部の黒こげのところが好きです。
できれば、その部分だけをこさいでお腹一杯になりたい夢がある。
でも、その部分はとても少ないので
生まれてこのかた満足した憶えがない。
必然的に、いや宿命でしょうか
下部のオコゲに食指が動きますが、紙がくっついてて
上手くとれません。歯痒い。
結局、紙に歯をあててこさぐのですが
歯並びが悪いので綺麗にこさげないくてヤキモキします。
イライラして紙ごと口に入れて噛みたぐってしまいたい
衝動に駆られますが、知性が邪魔をする。

厄介な代物だ。


それはカステラの下部の紙か
それとも知性か
どっちもなのかどっちでもないのか
わたしは考える葦のよう
手はベトベト