あかんたれブルース

継続はチカラかな

裏マグロな人

マグロな人(2)


マグロな人を記事にしましたが
表があれば裏がある、本日は裏マグロの人についてです。

映画『異たちの夏』で主人公を誘惑する
藤野桂(名取裕子)はバック(後背位)しか許さない。
実は彼女、亡霊でその胸には自殺したときの
生々しい傷が残っていた。

これが裏マグロです。
なんだ映画の話じゃないか。それもオバケの話
いやそうじゃない。

藤野桂は傷を負っている
それを隠そうとしていた。

通常、ワンワンスタイルとかいいうバック(後背位)を
獣みたいとして嫌悪敬遠する女性陣は多いものです。
が、当たる角度が違うのが好む人も多い。
  慣れによるのでしょうが最終的には
  フィフティー・フィフティー
  けれども初体験でバックからっていう女性は
  そうそういないはずです。

ところがいるんだな。
彼女はセックスに対して、羞恥と罪悪感と怯え、嫌悪さえある。
だから正視できない。また、相手を愛していないわけじゃない。
しかし、その羞恥と罪悪感と怯えに負けて逃げてしまう。
背を向けてしまうのだ。

だったらしなけりゃいいじゃないか?

そんなふうにいけば世の中苦労はしませんよ。
寝ぼけた正論をいうじゃない。
相手のあることですし、
また、自分自身にも性欲や好奇心はある。
しかし、これじゃあマグロと一緒で
本当の愛の歓びは得られません。

この裏マグロはマグロ心理を解き明かすヒントになる。
つまり受動態なのです。受身ね。
日本人はそういう女性を恥じらいがあって「あのよろし」と
するけれど、表マグロも裏マグロもマグロはマグロ
それでは一生、愛は得られません。
これは断言しておきます。

こういった社会弊害を野放しに、また助長させた
文部科学省の責任は大きい。
薬害訴訟同様に損害賠償訴訟が起きないのが不思議なくらいだ。

結局、マグロは裏表、表裏一体なのですね。
セックスを簡単にお手軽に考えていけません。
過大評価してもいけないが
過小評価してもいけないのだ。