あかんたれブルース

継続はチカラかな

天昇する人

マグロな人(5)


「馬太郎さん今日は毎日楽しく拝読させていただいてます。
 うり坊さんのことなんて気にしないでください。
 彼女はアホなんです。わたしみたんです。
 アホでした。
 話はかわって私事で恐縮なのですが
 結婚十年目の主婦のわたしは、記事を読みながら
 マグロだわ・・・と頷いたり首をふったり
 そこでふと、結婚して主人に求められて拒めない
 拒んではいけないと思っていたのですが
 だって、夫婦なんですもの拒む理由がないじゃありませんか?
 先日友人にこの話をしてみたら
 ヘンだって笑われちゃいました。
 馬太郎さん、私って変ですか?」

という内緒コメを頂きました。
彼女を馬太郎の三蔵「経・律・論」から
仮に論子とします。

わたしやJJ.にとってこういった話は耳を疑うのですが
こういった論子のような女性は多い。
当然、論子もマグロです。

こういうふうだから水曜日と金曜日がセックスの日とか
行事になって義務のようになるんだよね。
これじゃアカン。形式化してしまう。


「じゃあマグロじゃないお手本って何よ!」

映画『蒲田行進曲』での松坂慶子が演じた小夏
その小夏と銀ちゃんとの濡れ場のシーンで魅せた
松坂慶子のアレがソレだ!

要はこれを言いたかったのだ。

一方通行じゃだめなのです。
交流循環させないと、だめなの。
恥じらいとかじゃなくて、秘め事なのですから

これ、生死観であって仏教でいう「空」なのだ。
だから曼陀羅の中央でセックスしている。
セックスをプレイにしちゃ絶対にしくじっちゃう。
刺激の追及をやったら破滅してしまう。

でもさ、みんなそんなこと考えないよね。
真面目な人も不真面目な人も
目新しいうちはいいですが、どんなものでも飽きるのだ。
相手を代えても飽きます。

なにやっても面白くなくなるんだ。
セックスも同じ。
最終的にはクスリやったりアブノーマルやったり
それでも飽きて手足切って、それで死んじゃう。
そっちの方向じゃないんだよ。

人間って生き物はどうしても相対的に物事考える。
そのせいで色々悩んでしまうものです。

しかしそれは「虚妄なる識の分別」なのだ。
セックスは空になるための絶好の法なのだ。
だからそれをプレイや義務にしちゃあかんのだ。
プラトニックとセックスを分別しちゃあいけないのだ。

これが理解できればハッピーだし
これができれば極楽浄土天昇確定の青ランプ!