あかんたれブルース

継続はチカラかな

愛と喝采のリベロ

生きること死ぬこと愛すること(3)


高校時代は野球部でしたが
バレーボールと卓球はまあまあ得意です。
サッカーとバスケットボールは苦手。

バレーボールは背が高くないので
スパイクはしませんがたいがい拾うので
バレー部の友人によくほめられた(笑)

卓球は温泉卓球です。
中国の曲芸師のようにこれもマンガみたいに拾う。
旅行先ではちょっとした人気者だ(笑)

わたしにとって卓球は試合ゲームというよりも
いかにラリーを続けるかのゲームなのですが
必ずスマッシュする人がいる。
試合じゃないのに、必ずスマッシュ。

そこで終わりじゃないか。
玉拾いにいかなきゃならないだろ!

観察するとあれは性格なんだなあと思う。
本人に悪気はないのです。癖というか
カンが悪い(笑)。

若い頃働いていた会社で
昼休みに5、6人で輪になってバレーボールをやる。
トスとかレシーブで返しあうと
村田君のところにいくと必ずトスで下に叩き付ける。
「何やってるんだ馬鹿」と先輩に叱られる。

「いやあワタクシ、テニスの(ボレーの?)癖が」

それを何度も何度も繰り返す・・・
ボールが来ると興奮してパニックになるみたい。
村田君は馬鹿だったなあ(汗)


先日、F爺が全国行脚から帰宅したと電話あり。
なんか各地で言い負かされてストレスが溜まったと
嘆いておられた。
別に論争しにきたわけじゃないので
勝ち負けじゃないんだけれど、相手が一方的に
主張してだして会話が成立しないと嘆いていた。
「相手は受け入れられない弱みがあるんでしょう」
と慰めました。

物知りは多いけれど、賢い人は少ない。
頑迷な人が保身に奔る姿はみっともないものです。

昨日、息子の学校説明会に行ってきましたが
その学校の教育指導のスローガンに
コミュニケーション能力の向上をあげていたけど
いま、日本の社会で低下してるのは学力知識よりも
まず、このコミュニケーション能力だな。
相手に迎合するってことじゃないですよ。


話してて面白い人は楽しい。
会話がころころはずんで
知識や洞察力、好奇心、発想の豊かさ
その人のキャパシティーが一目瞭然。

女性に「どんな人がタイプ?」という質問で
「楽しい人」と答えるのはきっとそのことですね。
「頭の良い人」というのもそういうニュアンスかも
決して高学歴だけを指しているのではない。
頭の良い女性だったらね。


不思議に思ったことは、
これまで何度か経験したことですが
普段は真面目で気配りしてる優等生タイプの
女性が、あるとき突然唐突に
以前わたしが美味いといったラーメン屋が
「不味い」といったり、
あの画家の絵は大嫌いですと毅然と言い出すこと。
なにかカンにさわったのかな?と思いきや
ニコニコしているのでそうでもなさそう。

どうも普段従順な彼女達は
否定することで、存在感をアピールしているようです。

つまらんアイデンティティーだなあ
としか思わない。
「あ、そう」で話を終えると
物足りないような表情ですが、それ以上
もっていくける意欲が湧かないんだ。

そのラーメン食って下痢してうんこもらしたとか
その絵を観て夜中にうなされてしっこ漏らした
というんだったらいくらでもラリーは続く。
いや、惚れるね。


テレビのレベルが下がったと
トリックスターさんが嘆いておられた。
同感です。
わたしはそのなかでも
討論番組の有識者の会話術に辟易させられる。

みんな弱みがあるんですねえ