あかんたれブルース

継続はチカラかな

ハリネズミたちのハグ

生きること死ぬこと愛すること(4)


人との接し方が難しいと嘆く
その距離感というのがわからいという。

ま、ハリネズミのジレンマってやつだな。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%cf%a5%ea%a5%cd%a5%ba%a5%df%a4%ce%a5%b8%a5%ec%a5%f3%a5%de

19世紀からあるこの定義と分析にも関わらず
なんら問題の解決はみいだしていない。
とかく世間は人間はやっかいなものです。


間っていうのはタイミングみたいなものですかね。
たとえば、電車で席を譲るとか
ちょっとした善行をほどこすときに
あるタイミングを逸すると出来なくなるものです。
それが、間だ。

魔がさすの魔じゃないぞ(汗)

落語とかの話芸などの間も同じ。
絶妙の間というでしょう。あれだよ。
これは一朝一夕にはできない。
剣道なんかの間合いもそれだ。
やっぱり訓練も必要でしょうし、普段の心がけ
姿勢も大事なんじゃないのかな。

人間関係の相手とのあいだにも
この間がある。
誰彼なしに同じ間合いではうまくいきません。

距離感とは闇雲にとることではく
相手をよく観察することです。
その観察眼が正しいか正しくないか
だけなんだな。
察するってこと。洞察力だ。
うぬぼれや驕りは禁物ですよ。

その間に愛は生まれる。

間のなかに愛が生まれると
その間合いは狭まっていく。
引き寄せられるのだ。
どんどん狭まって間合いがなくなって
仕舞いには融合しちゃうってことなんだろう。

ハリネズミは背中あわせてくっつくんじゃなくて
正面から向かい合わせの無防備で
柔らかいフカフカのお腹をくっつくて
ハグしてる。
そんな図を思い浮かべてくださいまし。
ショーペンハウエルフロイト
そのことはあえて記さなかったのかもしれません。