介護と水商売
バツ1の女友達がいます。
彼女はある「志」があって水商売もやってるけれど
同時に昼間は介護の仕事もやってる。
がんばりやさんだ。
世間からみたらとんだ極道なのでしょうが
わたしがなんだかんだ応援してるのは
偉い奴だと認めているからだ。
多少天然さんは入ってるかもしれないけれど
そんじょそこらの甘っちょろい奴ではない。
そんな極道姐さんが、しみじみとこうい言う。
「介護の仕事をしてると楽しい」って
これは綺麗ごとじゃないんだ。
そんなことをいう女じゃない。
今度ヘルパーの資格を取るっていってたよ。
小奇麗な和服姿の彼女の手は
ボロボロなのさ。
でもねえ、わたしゃそういうのに
色気を感じるね。
いや変な意味じゃなくってさ。
彼女の言葉をルイ隊長に話してみた。
すると「わかるような気がするわあ」という、
水商売を経験してきた人にとって
むしろ介護のほうが、楽といっては変だけれど
やりがいがあるのではないかって。
つまりある意味で水商売も
介護職みないなものじゃないかって、いうのだ。
それで歓んでくれる
その喜びを味わえるぶん、
そう思えるのではないかってさ。
ルイ隊長、今回も参りました。
おっしゃるとおりです。
実際に水商売経験者から介護に就いて
ハマってる人は多いそうです。
職業に貴賎はない。
介護の仕事が大変だってことは事実だ。
わたしも母親の介護を考えると
妹だけに押し付けるわけにはいかないと思ってる。
かといって、わたしにどれほどの何ができるのか?
疑問だし途方もなくなってくる。
色々情報はあるが
大変だ大変だばかりで大変だにまず負けてしまう。
介護が嬉しいっていうこういう話は
救われるよ。
以前、お水の花道というドラマがあったけれど
プロフェッショナルとしての
ホステス・ホストを養成する教育機関があっても
いいだろうし、その学科のなかに介護コースが
あってもいいのではないかと思う。
ああ、それにしても女性っていうものは
怒ると恐いけれど(汗)
この母性というかなんだろうねえ
この常識を木っ端微塵にする優しさは。
優しい天使達に乾杯だ。
それが資質なのか本能なのかは
わかりませんが
神がこの世にこのような優しく美しい
女性というものを
生み出してくれたことに感謝します。
わたしはひとつ「馬油」にでもなって
その手を指先を癒すよ
さあ、どこでもタッチして!