学びの適齢期
かおりくんが学問を志すという。
というわけで何冊が面白そうな本を
紹介したのですが
昨日、おっとそういえばと思い出したのが
『范蠡』を忘れてたなあ、と。
アマゾンで検索したら1円で出展されてた。
送料入れてもたかだか250円程度じゃないか
これは掘り出し物だ、と勧めました。
>すみませんが何とよむのでしょうから?
>注文はしましたが、読むのはまだまだ
>先に成りそうですが…
「はんれい」と読む。人名です。
中国春秋時代の越の軍人・政治家。
呉越の戦いが舞台。あの臥薪嘗胆、呉越同舟でっせ。
呉の夫差に伍子胥があれば
越の勾践には范蠡ありなのだ。
なぜこの本、この人物を紹介推薦したかというと
范蠡は引退してから商人に転じて
大成功した人物です。
年齢は忘れましたが60歳は越えてと思う。
第一に越の軍師宰相を勤めた者がゼロからの
再出発です。すごいよ。
人生において出処進退ほど難しく
またこれを誤らなければ成功するといわれている。
そのお手本が范蠡だ。
中年過ぎてから何か事を起こそうとするのは
心細いものです。誰だって
また、それを無謀だと言い募る者も多い。
でもさ、それまでの「もの」にしがみついて
身動きとれなくなっている人も
多いものです。
「学び続ける人は、
たとえその人が80歳でも若いと言える。
逆に、学ぶことをやめた人は、
20歳でも年老いている。
人生で最もすばらしいことは
心をいつまでも若く保つということだ」
ヘンリー・フォード
(米国フォード・モータース社の創業者)
学びの適齢期?
いまでしょう!