あかんたれブルース

継続はチカラかな

正論について



前々から言おうと思っていたんだ。

正論について

それを考えるのはいいけれど
それで相手を説得することはできない。
人は正論では決して動かない。

そこには利害と利権があるからだ。

だから議論で物事は解決しない。
頼りになるのはその人の資質だけ。
だから相手による。
そんな頼りない条件を前提にして
正論をもって臨むなど間抜けな話なのだ。

利害と利権がある以上
どんな正論でも
それを危うくさせられると
相手が察すれば
頑なになってしまう。
テコでも動かない。

それが正論であればあるほど
相手を追い込んでしまうか
逆鱗にふれて反撃してくるだろう。
しかも相手は必死になって。

だから正論を発するときは
気を引き締めておかないといけない。
一触即発を覚悟しておかないといけない。
相手次第ではあるけれど
用心にこしたことはない。

自分のためばかりじゃないさ
相手を追い込んでしまわないためにも
引っ込みがつかなくなった相手は
本人も思いもよらない言動にでてしまう。

では、どうしたらいいの?

利害と利権にはそれぞれ共通して
「利」というものがついている。
利で諭すしかない。

その利害よりももっと大きな利益で釣って
もっと大きな害で脅す。
その利権よりももっと魅力的な
まやかしで誑かす。


わたしが言ったんじゃない
昨夜、枕元に観音様がたって
そう書けって言ったんだ。