あかんたれブルース

継続はチカラかな

愛の条件について



愛に条件がある、なんていうと
あっちこっちからブーイングがあることを
覚悟のうえの王様の耳は中耳炎。

その条件は
経済力、容姿、若さ、健康状態じゃない。
逆にそういった条件の障害は
あればあるほど燃えるものだったりする。

愛の条件は「尽くす」にあると
トリックスターさんの
『ひまわり』の記事からしじみ汁。

それが一途であり誠意誠実なんだろう。
それがないと色気もないし
愛なんてとてもとても夢の股擦れ

だから、予防線を張ったり
逃げ道を意識するものに
愛は訪れない。

来るのはせいぜんNHKの集金か
エホバの証人か新聞の勧誘だ。

なぜ警戒したり逃げ腰なのか?

この「尽くす」には
尽きる、消耗し枯れる、傷つく損する
の意味があるからでしょうねえ。
また、尽くしちゃ負けで
尽くさせるのが勝ちっていう
セコイ了見もあるでしょう。
なんか置屋のお母さんみたいな人生観が
浸透してしまった模様です。


 まるで私を責めるよに
 北の新地に風が吹く
 もっと尽くせばよかったわ
 わがままいって困らせず
 泣いて別れる人ならば

ザ・ピーナッツの『大阪の女』ですが
この女性の悔やみ
この足らん足らんが彼女のしくじりだった。
情緒があっていいわねえ。

でも逆に俺はこんなに私がこれほどと
恩着せがましいのってなんとかならんもんか。
こういう人が多い。
こういう人のところには金輪際来ません。


 あなたのそばで眠れたら
 幸せそれとも不幸せ
 夢を信じちゃいけないと
 言った私が夢をみた
 可愛い女じゃあかへんわ


そうじゃない。
男も女も可愛くなけりゃ話にならない。