あかんたれブルース

継続はチカラかな

こういう仕組みだから仕方ない。



流れを変えるのにチョンボをするにも
ハコテンなのでリーチもかけられない。
サライのためにも運の話をしていきます。

人間は幸運不運を第一としますが
それは単にそのときのその人の都合だけの話。
対人関係でも、いい人いやな人も
都合のいい人わるい人なだけ。
わたしの思い込みじゃないよ。
出典は『嘆異抄』

中国の陰陽五行学では
人間その個人の運命を「性格」のバランスで
はかります。
つまり性格のパーツはみんな同じ数で構成
されていて、その優劣はない。
ただ、組み合わせのバランスの問題がある。

ある人は白いご飯と梅干と焼きタラコと天麩羅
ご飯がすすむすすむ幸せです。
ところが、ある人は
イカと梅干と天麩羅もしくは鰻丼
お腹が下る下る。そんな感じです。以上

まあ、これは冗談としても(冗談かあ!)

組み合わせ次第です。
この個人の組み合わせに
対人という相性やら環境や時代なんかもある。
泰平の世に生まれて力を発揮する人
動乱の世で力を発揮する人。またその逆。

そういう宿命のなかに運命という波に揺られて
わたしたちは小舟で旅をしている。

その波が変化の兆しで
わたしたちは変化を拒めない。
これは絶対の法則です。(マッキャベリもいってる)

ピンチはチャンスというのは
ピンチ(不運)は変化するための機会なのだ。

簡単にいえば、その不幸云々の捉え方は
個人の性格が判断し
その原因もまた個人の性格のバランスによる。

100万円もらって
歓ぶ気持ちと、それじゃ不満を感じる気持ち
これは環境や条件だけでなく、
性格がものをいってる。

なにかと悲観的に考えるのも
性格のなせるわざだ。トレンドもあるけどね。
だから楽天家のほうが断然幸せで
ペシミストはだいたい不幸なものです。

簡単にいえば、自分の性格のよくないところを
改善すれば、幸せになれるということだ。

問題は、簡単なようでそれができるか?
答えはできる。なのですが
簡単ではない。

第一、自分に向き合わない。
他人や条件のせいにしてしまう。
だからちっとも変わらないのだ。
自分が変わらないのに
他人が、世間が、時代が変わるわけない。
これが理屈です。

また運命学的には
個人にエネルギー燃費差があって
それぞれ小舟(乗物)には違いがある。
大型ダンプの人もいればカローラもあり
軽自動車、原付バイク、ちゃりんこもある。
これはその人それぞれの運行の道幅によります。
管みたいなもので
直径20メートルの高速道路の人もあれば
直径2メートルの車両通行止めの小道もある。
そんな小道にダンプやレーシングカーは
はいりませんし
高速道路に原付やちゃりんこは入れない。

みんなは前者である大型車で高速をびゅんびゅん
がいいなあと思うでしょうが事故も多い。
スピードの出しすぎで20メートル上から
下に転落したら大惨事だ。
ジェットコースター人生とはこのことです。
良し悪しなのだ。

さて、それを宿命というのでしょうが
この管がときどき空洞化する時期がある。
四柱推命では空亡、算命術では天沖殺、
細木数子は大殺界といっているようです。

この期間はもって生まれた宿命に支配されない。
堕ちればとことん昇ればとことん。
ただし、期間限定で4時間、二日、二ヶ月、二年、
そして二十年というものです。
だからある期間になったらもとに戻さないいけない。
つまりこの期間は自分のキャパを超えて
原付なのにターボが入って用賀から
東名高速をぶっ飛ばして名古屋を目指してしまう。
ところが、海老名サービスエリアあたりで
期限が切れて我に返ってしまい。
ここはどこ、なにしてるのと恐くなって
ハンドルを切りそこなって・・・死ぬ。
のだそうです。
だから、東洋占星術でこの時期に
新しいことをするなと戒めるのは、こういうわけ。
別にこの時期が悪いわけではない。

易が大道易に堕落したのと同じで
占いが堕落してしまったのも
学問科学としての姿勢を崩して俗物的に
なったからだと思う。
なんといっても、幸運とか不運の捉え方を
お金や名誉とか目先の事象に置き換えたからだ。

それでもお金がというでしょうが
いくらお金があっても
襲い来る厄災から身を守ることはできない。
世界貿易センタービルの最上階で
悦に浸って眼下を見下ろす。
「僕は世界の王さ・・ん?飛行機が・・・」
とかね。
大統領になっても殺されるし、
日本一の流通王になても根こそぎもていかれる。
栄光からの転落は枚挙に暇がない。

ババ(不運)は
押し付けられているんじゃない。
自分で引き込んでいるんだ。
そのカードをババにしないためには
自分を正面から見つめて
変わるべき道筋を立てて踏み出すしか
ないのだ。
じゃないと無尽蔵にババが押し寄せてくる。
それは変わるまで手加減なしに続きます。
この法則を知るべきなのだ。