あかんたれブルース

継続はチカラかな

のり弁のピンクの漬物

ミネルヴァの焼豚(3)


こういう過ぎるというか過剰は
貧困とか不足からくるそうです。
精神的な、ってことだよ。
愛情に飢えてるからこそ、過剰にそれを求めるとか
それでしくじってしまう。とか
学歴神話はとうの昔に崩壊してるのに
自分の子だけはと、椅子取りゲームに奔走したりとか
数学確率的にはまったく理にかなわないギャンブル?
結局そういう衝動に駆られるわけだ。
目移りする需給バランスの倒壊・・・
たとえば
女子高に赴任した新人男性教師みたいなものです。
無人島に漂着した大勢の男と近藤春菜

欲求不満を食欲に転化するのもこの応用編かな
競馬の最終レースに全額賭けるような
のり弁のきんぴらを愛おしむような
(幕の内だったら見向きもしないくせに)

カントは(こういった不足の時代・環境・気持ちで)
人間が欲望のままに思考し行動したら
欲望の対象の不足が故に
数少ない獲物をめぐって血を血で洗う戦いになる
と警告を発した。

それを儒教老荘や仏教やキリスト教では
いやどこでもだれでもなーんでも
「足るを知る」ということで戒めたものさ。
これは古今東西万国共通の真理なんだね。

「半沢もうそれくらいでいいだろう」

「半沢いいかげんにしないか!」

半沢、最終回のときの花ちゃんの愛妻弁当
あれはあれからどうなったんだ?
わたしはそのことばかりが気になって仕方ないよ。
せめて駆け出す前に会社の誰かに託すとか
手立てが気配りがほしかった。(演出がね)
半沢よ
君にはそういう心配りが欠けている。
そんなことしてたらそのうち愛想つかされて
花ちゃんは
むっつりした南方の土人みたいなダンサーと
結婚しちゃうかもしれんぞ、
想像しただけでもオゾマシイ退散!撤収!
(えっ社長なの?)

まじめにまとめましょう(汗)

「満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。
 同じく、満足な愚者であるより、
 不満足なソクラテスである方が良い。
 そして、その豚もしくは愚者の意見がこれと違えば、
 それはその者が自分の主張しか出来ないからである」 

ジョン・スチュアート・ミル功利主義』より

だそうです。

満たされないことを過剰に怖れてはいないか?
正気を取り戻せよ月ちゃん
丸い月夜も一夜だけ(相場格言)