あかんたれブルース

継続はチカラかな

愛で殺してクサンチッペ



クサンチッペ・・・
クサヤ風味のポテトチップスじゃない。
あの偉大な哲学者、それも草分け元祖の
ソクラテスの、その妻。
そして有史以来最大の悪妻、あかん嫁だ。
なんでソクラテスともあろう人がこんな女房の
尻に引かれて悪態をつかれていたのか?
これ世界の七不思議のひとつとか

その謎を池田晶子
著書『ソクラテスよ、哲学は悪妻に訊け』
で暴露してくれている。
その理由は、クサンチッペがイイ女であり
悪妻というよりも悪女であって
なにより、ソクラテスが惚れていた。だと

な~るほど、納得合点がいきました。

クサンチッペは高らかに言い放つ
「女の能力? そりゃ男を動かすに尽きる」
だってさ(汗)
それが女の技量ってもんだって。
そして、あたしは誰からも支配なんかされない。
あたしが支配しているのはソクラテスだけ。
あたしがソクラテスに養われてるですって?
笑わせないでよ
あたしがあの人に養わせてやってるんだよ。
なにしろあたしほどのタマなんだ。
居てやるだけでも感謝されなくっちゃ。ね
だってさ。
これじゃあフェミニストもタジタジだ。

でもこれって納得できちゃう。
また、同時に蓮舫とか辻元とか
田嶋陽子なんかに対する違和感の火元が
特定できたようでもあった。
ソクラテスを賢者のなかの賢者
哲学者のなかの哲学者とするならば
その妻クサンチッペこそ悪女のなかの悪女
ビッチでヴァンフでグッドバッドガールを超えて
小股の切れ上がった小悪魔、魔女、魔性の女
だったのさ(汗)
もっとも、それは賢者ソクラテスだからこそ
彼の知性と包容力と助平根性があったればのこそ
であるのはいうまでもない。
ケチでセコイ男だったらクサンチッペの良さは
たぶん死んでも理解できないんでしょうねえ。
わかりやすくいうと
北斗晶みたいなあ・・・違うかなあ
野村沙知代みたいなあ・・・なんか違うなあ
叶恭子
なんか違う!
きっと、真木よう子みたいなものだ。
としておきたい。是が非でも(涙)
だったら納得できるのだ。

女たちよ、男を虜にしてごらん
ネジ巻いてこの世を動かすのだ。
なにも正面から張り合って
ツバ飛ばすばかりが手ではない。
男女平等とはそういうんじゃないんじゃないかな。
わたしが言ってるんじゃない
クサンチッペが言ってるのだ。

男は、愛の奴隷
それで十分に幸せなんだからメデタイ。