あかんたれブルース

継続はチカラかな

続バナナぽろんぽろん

私たちは世代にとってバナナの思い入れは格別

です! 

当時はたいがい台湾バナナが主流。

そんなに高価で希少じゃないけど

今ほど安価で流通してるものでもない。

全国にバナナの叩き売りが跋扈してた時代だ。

果物を消費していた頃の一般家庭の果物の王様。

巨人大鵬玉子焼、バナナ。でした。

で、全回のおもひでぽろぽろ家で

パイナップルが不味くて、仕方なく

じゃあバナナでも食べようと宣う姉とこの家族

こんな家のこんな姉とは所帯をもてない!

バナナに失礼だろうが💢

1960年だぞ舞台は。昭和30年代から40年代。

バナナを常備してすべり止めにしてる家だよ。

 

SF作家の星新一のお父さん星一

星製薬の創業者でしたが

大変な苦学してコロンビア大学に留学してた。

ときに、

日本興業銀行設立に渡米した師匠の杉山茂丸

心配して下宿を訪ねてると

大きなバナナの房を背負って星一が帰宅する。

当時、米国では南米からバナナを輸入してて

安価だったようです。

そのバナナで星一は食いつないでいたわけだ。

二宮金次郎ばりに背中に大きなバナナの房を背負い

分厚い法律書を読みながら背中のバナナを一本

また一本と千切っては頬張りズンズン歩いてくる。

杉山の存在も目に入らない星でして、

ま、バナナが珍しさもあってか杉山には

不思議にみえたそうです。

これは明治の話ですが

さっきの1960年代の頃に話を戻して

輸入なのか、ギャグ漫画やコントで

路上に落ちてるバナナの皮に滑って転ぶは

定番だったものです。

 

あのバナナの皮はきっと星一

ペイ捨てしてたやつなんじゃないかあ

なんてね、おもひではせてぽろんぽろん^_^