あかんたれブルース

継続はチカラかな

美人攻め

かなりやの館(番外-1)

 予定では東山さんを招待した青山墓地の花見の話だったのですが、
 桜前線の開花予報も足踏みなので、ちょっと一服漏らしてね(苦ッ!字!

 美人攻めにあったことがあります。

 その策士は「馬太郎君、東山と飲んでみな。面白いぞ」といったあの編プロの社長。

 この人は某●○館出身の人でしたが松○○春を発掘したのを契機に独立して
 最終的に編プロから出版社まで作ったヤリ手です。

 彼の計略は新社員5人をすべて美女にすることでした。放送局みたいですね。

 それが対外的な仕事に効果を発揮するのだそうです。

 私は体外的な立場ではありませんでしたが、すっかりその効用というか副作用というか
 薬害を受けてしまいました。24歳か5歳の頃でしたかね。

 毎日、私の所に美人が訪ねてきます。それも大学出たてのホヤホヤピチピチ(おっと失礼

 なんでこんな人材登用が可能だったかというと、当時この会社は大学生向けの雑誌をやってて
 それを学生自身にも手伝わせていました。また、その内容が社会的意義のあるもの(?)
 のようなものだったので「マスコミ」という口説き文句と共に沢山引っかかったのでしょうね。

 活気ある新興宗教団体のような会社でした。

 そして、5人から攻められます。

 月曜日)高知出身のワイルドな美人。まるでプレイボーイから飛び出したような、、、。
 火曜に)関西のミスキャンパスで○○放送のミスDJだった超美人。
 水曜日)留学帰りのバイリンガルでハグされそうなキュウーティーハニー。
 木曜日)超弩級の北の秘密兵器。後に美人作家となり世間を騒がす。
 金曜日)メガネで隠したその美貌。マンガではなかったのか。牝豹のような才女。

 美人の三所攻めじゃない。五所攻めです。

 これに腰を抜かした。下手すると一日複数が訪問します。
 先方に行くとまるでハーレムです。鼻血続きで貧血の連発。私は体調を崩します。

 また「馬太郎君が話題になってるぞ」とこの社長の電話の戯言が
 私を勃起、いや奮起させます。よっし、頑張るぞ!(何を?

 この会社は質の悪いところがあって、私の勤めていた会社ではみんな鬼門扱い。
 とにかく仕事がハードでタイトなのです。
 で、材料を入れるのが遅い。そのくせ取り立てはやくざなみ。街金に借金したみたい。
 だからみんな敬遠する。誰も手伝ってくれない。私は300頁の別冊を抱えて立ちすくみ。

 その結果薬物中毒になっての顛末がこれです。
 この記事のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/25770034.html

 私は体調を崩します。そして、

 結局、みんな、風と共に去りぬ
 このうちの一人と結婚するはずだったのに、、、。確立は5分の1、、、。だったのに
 二兎を追う者、いや五兎を追って死にかかる。当然なにも獲ず。

 こういう苦い想い出あるので、過去を振り返りたくないし、
 もう一度やり直してみたいなんて思いません。決して。