甘茶でカプチーノ(1)
昨日は、林業から植林などを通じて日本人の本質を訴えたかったのですが、
すこし話を広げすぎましたかね(汗)。
地球環境の問題が叫ばれるなかで、経済とは別に日本人の育む歴史とか考え方を抽出してみたかった。
ここに、日本のアニミズムという源流があると。
簡単に言えば、欧米や中東などの一神教じゃダメなんですよね。
そして信仰と宗教の相違もあるでしょう。
アニミズムというの原始信仰ですから太平洋の島々から世界各地にあります。
ヨーロッパではアイルランドなんかもキリスト教の底辺に存在するとか。
人類の源流にあるものなのでしょう。
それでも、発展途上国で即現金化されると森林が伐採される。
その国の事情があるのでなかなか批判するのも難しいですよね。
それを教育の問題として、斬ったら植える大切を伝えようともしているようです。
私の友人は毎年一回、東南アジアに出向いて植林をやってるひともいる。
地道な根気のいる作業ですが、眩しく感じます。
では、いったい日本人は誰からそれを教わったのか?
日本のアニミズムは神道、仏教とその時代時代に色を重ねられてきたのに、
私たちは自然をこよなく愛する心を有している。
70年代の公害問題や現在の経済至上主義でも、やはり自然を大切にしたいと考えている。
そう考えると、古代ギリシャの神々や古代ローマの50万の神々同様に、
800万を有するとい日本の神々の認識は自然信仰と融合して、
現在のまで育まれているのではと、少し嬉しくなったります。
この間、テレビで害虫といわれるシロアリから次世代エネルギー「エタノール」を作る技術を紹介していました。
世の中に無駄なものはないと聞きますが、まったく目からウロコ。
素晴らしい。
すべてのものに神が宿っている。そんな気もしました。