「痛み」について(1)
今年はこの痛みに苛まれた年でした。
所謂、鈍痛というやつですが、日増しに酷くなっていった。
鈍痛だからそんな大した痛みではないですが、夜中にそれで目覚めるくらいだからつらい。
私は生理痛とか知らないので、女性の痛みは分かりませんが、
こういった継続的に延々と続く痛みって気が遠くなりますよね。
若い頃、歯医者に行きたくなくてなんだかんだ歯痛を我慢先送りしてるような。
炭酸が効くとかの風説を信じてコーラーを含んでいたな(汗)。
はやく歯医者に行けばいいのに、腰が重いのでした。
この痛みも個人的なものですからね。
私たちの皮膚は非常に薄く、痛みに敏感です。
それは心の皮膚も同じ。
防衛本能はそこから生まれている。大切なことです。
傷つきたくない。と考えてしまのは当然だと思う。
けれどもそのひだを厚くしても痛みは外からだけではなく、内からも生まれてきます。
人間は頭(頭脳)だけではなく、胸(ハート)や腹(胆)で感じる生き物。
頭が痛い。胸が痛い。じゃニュアンスが違う。腹が痛けりゃトイレか正露丸。
頭は論理的な思考。胸は感情とか情緒を司るのでしょうかね。
腹は胆力とか決心とか気構え。
人間の体は不思議なもので、一番痛い部分を最優先するそうです。
その痛みが突出して、2番目3番目以降はあまり感じない。
一番の痛みが緩和させると2番目の痛みが浮上する。そして3番目へ
治療で感じる痛みのモグラ叩き現象はここにあるんでしょうね。
そして、違う次元の心と体の痛み。
この痛み。天は何を私に訴えているのか? いや私の体かな。
たぶん、煙草やめろ。でしょう。(血行障害の元凶だ)