あかんたれブルース

継続はチカラかな

痛い注射のそれ以上

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「痛み」について(3)



 小学校の頃、予防接種とかで注射という厄災がありました。

 並んで自分の番を待つ。ドキドキ。終わった同級生の表情を窺い

 「痛かった?痛かった?」と訪ね続ける。

 その頃は同じ注射器で4、5人使いまわしでした。
 その最初と最後が一番痛いのだという風説の流布に人生の幸不幸を達観。
 ジェットコースターの座席の恐怖度みたい。

 しかし、あの注射。痛い時とそうでないと時が確かにあったなあ。

 医者の腕のせいだけではなさそうです。当然それはありますが。

 人間の体には痛点といって神経の筋が流れています。
 たぶん、そこに注射針が刺されるととびっきり痛いんでしょうね。

 指圧とかのツボとこの痛点は同じ場所なのでしょうか?

 なんか違うよね。鍼灸で針さされても痛くないもの。

 医者はもっと東洋医学を学んで、注射はツボに打つことを義務づけるべき。
 そしたら、肩こりとか便秘とか内臓疾患も治るかも。運がよければ。

 とは別に、注射なんか小さい針を差し込む程度なのに
 私たちは痛い痛いと騒いでしまう。

 もっと派手な怪我。たとえば血がドバーッと出るような場合は
 不思議とその時は痛みを感じない。気が動転してるのか熱いとか痺れと圧迫は感じるけれど。

 そういうのが死に至る時は人間の体から体内麻薬が放出されるって話も
 聞いたことがありますが、不思議だ。

 とてつもない痛みにはそれを感じない仕組みになっている?

 それだったら一番酷いといわれる陣痛及び出産時の痛みはなぜ?
 痛みには特別な意味があるのではと感じたのはそういうことからもでした。

 知り合いの医療関係者が、統計的な。という断りを添えて
 「一家心中は安産だったケースが多い」と言っていました。
 難産でとても苦しかった場合、最後の最後に思い止まるのだとか。
 痛みには生命の執着というかなにかの意味があるような。。。

 その真意はわかりませんが、
 帝王切開と自然分娩ではストレスの対応能力も違ってくるとか。

 でも、例えば癌とかの末期患者の痛みってどうなんでしょうね。
 
 生まれて来るときの痛み。死んで行くときの痛み。

 なかなか答えが見出せません。





写真は久々にhiroさんから拝借。
http://blogs.yahoo.co.jp/bitter_sweets02