あかんたれブルース

継続はチカラかな

八面体のパーソナリティーの扱いがカギ

 陰陽五行学から人間のエネルギー指数の話でした。

 この考え方から、その人の人生はその性格によって大きく左右されます。

 人間の性格は単純なひとつのものではありません。10個の要素から

 一個人で8個(もしくは6個)を有します。
 同じ要素が重なってしまう場合もありますから、これは最大数ですよ。

 なかには、チンイツみたいに一色(一種類)で染まっているレアケースもあるでしょうが。それはそれ

 で、この10個の要素自体に吉凶、優劣はありません。問題は組合せ。

 つまり、この組合せという相性が自分自身にある。

 たとえば、サラダとコンソメスープとステーキとパンとアイスクリームの組合せならいいですよね。
 フルコースだ。栄養のバランスも良い。

 でも、中にはステーキと鰻重と羊羹とお汁粉って組合せの人もあれば、
 鰻重と梅干し。とか、天丼とスイカの組合せ食い合わせの悪い場合もあります。

 こういうのでその人の運勢をとか運命を観る。
 つまりはすべては、その人の性格のバランスこそが、すべてだと。

 短気な人は短気が故にしくじり、のん気な人はのん気が故にチャンスを逸する。
 またその逆もあるでしょう。

 こういう考え方は中国春秋戦国時代にはもう確立していました。
 他国の指導者の性格を把握して、その対応対策戦略を練っていたのです。
 魏は攻めてくるか、とか。楚は交渉に応じるか、とか。

 私も高校時代から好きで研究していますが、なかなか信憑性の高い理論です。
 安岡正篤なんかも「当たる」と認めてますよね。

 人生の成功のカギはよく自分の性格を把握して、どう付き合っていくかですかね。

 人間の性格は多面体(六面体八面体)でなかなか複雑なものです。
 その正面に向いている外部に露出している部分が、他人や世間で認識されている
 あなたのパーソナリティーですが、それ以外の性格が確かに存在している。
 それを把握できるのは自分自身しかありません。

 自分とよく向き合って、自分の性質を知ることはとても重要です。

 それが分からない。というかも知れないけれど、そうダダをこねないで
 よく考えてみてください。悪いところばかりじゃない。

 良いところは伸ばし、悪いと思うところは反省して抑える。
 すべてを否定したり舞い上がってばかりいてもなんの進歩もないわけだ。

 嫌なところは直せばよろしい、直す努力をすることが肝心です。

 訓練みたいなものです。

 ありのまま自分はいいとして、そこから先のお話ですよ。

 なにもしないで、運命に翻弄されてるなんて考えは、たんなる錯覚だ。

 健気に、愛せる自分。自分にとって美しいと思える生き方をする。

 それに、努めること姿勢こそが大切なんですね。
 
 自分を愛するというのは、そういうところから生み出されていきます。



 またどっかの坊主みたいな論調になりました(汗)。

 なにかオチを。。。

 「 飛ぶ前に四辺を見よ、しかれ動くことなきものは、決して造ることなし 」

                                     ウォール街の格言より