あかんたれブルース

継続はチカラかな

偶然なんてない。すべて必然。

 人間の運命はその人の性格の組合せとバランスに左右される。でしたね。

 このほかに、「相性」というファクターもありますが、
 それは以前も紹介したので省きます。

 「引き寄せの法則」から引き続いて、
 周期説と陰陽五行から人間の性格による運命学を語りました。

 これが、「引き寄せの法則」をイチゴとした場合のあんこと皮です。
 馬太郎の「運命イチゴ大福説」ね。


 運命は動くもの変化するもの。です。
 それは森羅万象のように季節があります。四季だけではなく干ばつや嵐や吹雪が。

 運命は個人的なものに影響するのではない。

 個人から共同体(夫婦<家族<組織)へ、そして民族や国家。

 共同体にも運命は影響します。当然、それは国家にも。
 最終的には地球とか宇宙までつながるのかもしれない。

 いま、環境問題の危機は叫ばれていますが、因果としての地球の運命と考えてみると分かりやすいかもしれませんね。

 前の記事で、株式チャートの日足、週足、月足で、同じ内容のものでも
 条件や単位をかえれば違うかたちになるとしました。
 週足を共同体のチャートと考えれば、日足が個人のものとか。
 また、日足を個人の運勢と考えて、年足をその一生。
 年足チャートはその一族の興亡と考えることもできますね。

 ミクロからマクロ。すべてが連動している。

 「引き寄せの法則」に欠けているのは、この森羅万象としての変動する運気の把握です。

 それを補足したかった。


 でもね、これでも解決できないこともある。

 大福が破れて中からあんこやイチゴが飛び出しちゃう時ってあるのよね(汗)。

 もうグチャグチャ(涙)。

 その共同体や国家の中にある私たちは、否応なくその影響を受ける。
 個人の運勢(運命)なんて、時に無力化するのです。

 天変地異の厄災。人的な悪政や戦争。組織の崩壊などなど

 いまチベット問題が騒がれていますが、ウイグル族なども大変みたいです。
 中国の時代錯誤な中華思想地政学は様々な厄災を生みだしています。
 それは、ロシアだって、アメリカだって同じ。
 北朝鮮のことは説明不要ですよね。

 私たちはアメリカの傘の下でノホホンって平和の昼行灯状態ですが、
 世界には飢餓・貧困・圧制・抑圧でヒーヒー言ってる人たちや死んでいる人が多いわけです。

 そういう次元になると、個人の運命なんて虫ケラか伐採を待つ杉林のようなもの。

 それぞれ違う運命を持っていたはずなのに、
 その日、広島や長崎にいただけの共通点でまったく同じ厄災に遭遇してしまう。
 生まれた場所や生年月日は違っても、結末はみんな一緒。
 昔からこれが不思議でした。

 私たちは個人よりも、もっと大きなものに支配されている。

 その変動や厄災のなかでは無力に近い。

 だからこそ、自分のことだけ考えるのではなくて、もっと大きな視野に立って考えないといけない。

 で、結局、それが個人にも反映してくる。ここに不思議なメカニズムがあります。

 たとえば、19世紀の帝国主義のなかで、なぜ、日本は西洋列強の植民地にならずにすんだのか?


 幸運だった、偶然の産物?


 そんな(笑)

 この世に偶然なんてものはありません。常に必然。

 必然には必ず、因果がある。