あかんたれブルース

継続はチカラかな

昨夜のモツ鍋屋で パート2




昨夜、冴子と飲んだ。

本題はここから。冴子は酒が強いのだ(涙)。

その本題は謝罪と愚痴と人生相談。

謝罪とは私に毎年発注する仕事を今回カットしてしまったこと。
その理由は彼女の部下が私を恐がって拒絶したため。
まあ想像はついていましたが事件はその後に勃発したようです。

2年前に、彼女の部下。仮に白鳥麗子さんとしておきましょう。
彼女とはじめて仕事をして違和感を持ちました。
それ以前から知っていたのですが、実際に死後を直にやるのは初めて。
冴子は彼女を後継者として育てたかったので、私に教育の意味もあって
まかせた。のですが。。。

どうもしっくりいきません。

常に責任を回避するし、要領を得ない。
たぶん、仕事に対して自信がもてないのだと思うのですが、
どうしても心を開いてくれないのです。

その件はこの2年間で何度も冴子に注意を促したのです。
事故につながるし、彼女自身が追い込まれているから危険だと。

でもね、この白鳥さんは端からみると真面目でとても「いい人」なのです。
それで冴子は派遣社員から正社員にして、自分の後継者にしようと考えた。
だから、わかっていても上手に指摘指導できないとこぼしていました。

どうも不具合は私だけじゃないようです。
それ以上は私も強くはいえませんからね。そして、
白鳥さんは私を切ってほしいと冴子に懇願したそうです。冴子はそれを承諾。
それが7月の話。

事件は8月の中旬。

真向かいに座っている白鳥さんからメールが届きます。

内容は「この仕事はこれ以上私には出来ません」
目と鼻の先にいるのに、、、。いったいどういうこと?
それを問いただすと、表情が一転して能面に変わっている。ギョッとしたそうです。

話を続けていたらスーッとその場を立ち去ってしまった。びっくりしたそうです。

給湯室に追いかけていったら、そこで冴子は信じられない光景を目にした。

まだ話はついていないのに、社外関係者に
「この件は今後すべて冴子さんが担当します」と自分の携帯で連絡している。

愕然としたそうです。

その2週間前、冴子は白鳥さんの結婚式に出席していました。
来賓の紹介で冴子は白鳥さんから
「私のすべてを作って育ててくれた人です」と言われたのです。


「馬ちゃん、わたしゃ人の育て方を誤ったのか。見る目がなかったのかね」

まあ、それもあるだろうけれど。
なんというか、まあひとつのそれは、病気だよ、病気。

多いのです。こういう話。


もっと異常なのは、白鳥さんは今も変わらず明るくいつも通り。
でもその話になると能面。大魔人のようだね。

私も冴子とアポとるときに2度ほど彼女が電話を受けてくれた。
「は〜い、あっ馬太郎さんお世話になっていま〜す」
天使のようだ(汗)。

そして、冴子は彼女の仕事の後始末をやりました。とさ

変だよ。君達。