あかんたれブルース

継続はチカラかな

隔世遺伝か母系の優勢遺伝か、それとも赤い疑惑か

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美形の遺伝子、DNA・・・ということで
上の写真の人物は上原勇作と申します。
日露戦争では第四軍の参謀長で秋山好古とは陸軍士官学校の同期。
陸軍大学には進んでいませんが、工兵の第一人者です。

第四軍の司令官野津道貫の書生となり、認められ娘婿になった。
それもあって第四軍の参謀長になった。
それほどみんなが野津道貫を恐れていたというわけです。恐かった(汗)。

でね、『日露戦争明治人物烈伝』でわたしはあるミスを犯します。
(まだ、完全にミスなのかはわかりませんが)

この上原勇作の孫が往年の二枚目俳優上原謙であり、加山雄三は曾孫にあたる。
と本文中の相関図のキャプションに入れてしまった。
このネタのソースは柘植久慶の『日露戦争名将伝』からでした。
その時、手元にある『キネマ旬報日本映画俳優全集・男優編』で確認はした。

上原謙 本名・池端清亮 父・清武は鹿児島市鷹師町出身の職業軍人

となっていた。
上原の娘が嫁いだのか・・・とよく考えないでそう信じてしまった。

わたしがなぜ疑いだしたのか、心配になったのかは顔です。
上の、上原の写真。まだましでもっと酷いポートレートはある。
いわゆる宮崎、鹿児島の南九州にいるブ男の典型なのだ。宮崎の友人白野さんにそっくり。
その孫から天下の二枚目上原謙が生まれるものだろうか?
若大将の加山雄三が生まれるか?

ただ、もしかして、奥さんが超美人で母親にだったのかもしれない。
奥さんの野津道貫は非情の二枚目ライセンスでした。からね。

ところが、最近知ったのですが、この件
上原謙のほうではそう言っているようですが
上原勇作のほうでは否定しているのだといいます。
幸いにも文庫本ではカットしてあった。
むしのしらせ、というか以前からひかかっていたのです。裏がとれない。

それ以前に調べると上原謙(池端家)の家系は岩倉具視の血筋だという。
そのときは、それ以上思いは及ばなかったのだけれども・・・

でも、なんで池端家は高貴な岩倉具視の血筋より
貧乏な宮崎出身(一応薩摩藩の飛び地)の上原家を持ち出したのだろう?

岩倉具視といえば孝明天皇暗殺の一番怪しい下手人。

そして、落合論文でクローズアップされる
上原勇作とその特殊な家系から、疑惑はさらに深まるのだった。

深まるだけかよ!



分類は「若宮」
明治男前烈伝(10)堀川辰吉郎(13)近現代史のなぞなぞ(28)

鹿児島で池端といえば・・・ピーター・・・美形
さらに深まった。深まるだけかよ!
赤い疑惑とは百恵ちゃんの赤いシリーズ
出生の秘密を暗示するキーワードです(汗)。金曜9時から。古いね(涙)