あかんたれブルース

継続はチカラかな

鏡よ鏡・・・



歯医者の治療が終わる最終日には
なんかの液体をふませてくちゅくちゅぺで
歯が真っ赤になって、ほらこんなに磨かれていない
と、いかに正しい歯磨きがなされていないか
諭される。

手鏡持たされてね。

そこには真っ赤な歯の間抜けな自分が映されて
ま、動かぬ相田翔子

今度こそはと、念入りに磨いていったさ。
案の定、予測は的中だったけど
やっぱり歯は真っ赤っか(涙)。悔しい

これってなんかインチキなんじゃないかあ?
と思わないでもないけれど
別に観音様の金の歯ブラシを買わされるわけでもないから
歯医者さんの親切なんでしょう。

ところが今回は、真っ赤に染まった己の歯をみて
自己嫌悪に陥ることはありませんでした。
もっと違うところに目線が釘付け。


鼻毛が出てる


持たされた小さな手鏡が微妙に震える。
しまった(汗)
歯のことばかり気にして
鼻毛のことがノーサイド
長いのが2本ごきげんようだ。

直視していられない。


そんな経験をもつ人はわたしだけじゃないでしょうが
まあ、本当の自分に向き合うことはときにつらい
ものですね。

たとえ偽りでも美しく見える鏡だったら
普通大きいな鏡で7800円ぐらいですが
そうですねえ7万8000円でも結構売れると思います。

結局、わたしたちは真実を求めているようで
実はそんなもの欲していません。

真実の愛なんていうけれど
それよりも、甘い誘惑になびくわけだ。

鼻毛が出てももキュートな君が好きさ。じゃだめ。

それじゃ愛は成立しない。
なんかそういう愛ってどうなんだろう。

そうならないためにも
普段からちゃんと自分と向き合っている
その姿勢が大事なんだと「悟り」ますた(汗)



(本日の名言)

やさしい嘘はキスで封印

『後家殺し油の地獄』より