あかんたれブルース

継続はチカラかな

迂闊な人

優秀と有能(2)


「なんでこうなんや!」

ルイ隊長がぶりぶり・・うんこしてるんじゃない。
店のほかのパートさんが仕事できないと
ぶひぶひ不平不満をわたしにぶつけます(涙)

三ヶ月前に入ったバツイチ三人のおばちゃん
四十歳ぐらいだそうですが
まったく仕事を覚えない。
マイペースで気が利かない。
注意しても他人事みたいに「はあ?」で
仕事は中途半端で終わらせて
後の人たちの負担にさせて帰る。
そのくせ、稼ぎたいからもっと入れてくれ
と要求する。

あのなあ・・・

しみじみと人の道を説くルイ隊長

「はあ・・・」

まるで暖簾に腕押し、柳に風
馬の耳に念仏、蛙の面にション弁
うり坊に四文字熟語
かおりくんに四書五経
りんちゃんに下ネタ

そういえば似たような話で
せいら姉さんもこぼしてたなあ
そいで叱ったら
「キツイ女」って非難轟々だったって。

こういう出来る出来ないの話だと
出来る側が不遜で
出来ない側が弱者という図式がインプット
されているのが現代の常識病だ。

「出来る人はいいんです。
 もっと出来ない人を労わってあげてください!」

なんてね。

はたしてそうなんだろうか?
そんなに難しいことなのか?
他の人はちゃんとやってるんだぞ。
確かに能力に個人差はあるとは思うが、
そんなに高いハードルじゃない。

それ以前に
なんか誠意を感じない。
だからそんな姿勢や態度に
隊長やせいら姉さんは怒るんじゃないかと。


ドラスティックにいきます。
どこかで一生懸命やると損だと思ってるだろ。
できればその自給を楽して稼ぎたいと。
それが得で、
それ以上一生懸命やるのを損と考えている。

その損得勘定は、つらいぞ。

それじゃ幸せになれないしねえ。