あかんたれブルース

継続はチカラかな

腸内細菌に期待する



先週だったかのNHK特集で腸内細菌を
紹介していましたが、いや画期的というか
現在の医療革命とでもいえるものだった。

ここ最近「腸が大事」とかよく聞きます。
腸には脳に匹敵する神経系統があるそうな。
私たちはすべて脳が支配してると
考えてきましたが、腸と脳がリンクしている。
その腸には100種以上(一説には500種類)
100兆個の腸内細菌が存在しているそうです。
この腸内細菌には個人差があり
これが免疫力などに影響している。
肝臓や腎臓などが悪い人はこの腸内細菌が
影響しているそうなのです。
従来の遺伝とかとはちょっと違い考え方だ。

で、健康な人から疾患のある人へ
健康な人の腸内細菌を与えると、
その疾患がみるみる改善するそうなのです。
その移植法というのが
健康な人の便を薄めて疾患のある人の腸に
注入する。だけ。まったくシンプルだ!

それですべての病気が改善するなんて(驚)
糖尿病や肥満、アレルギーなどなど
ありとあらゆる疾患に効くそうです。
うつ病などの精神疾患にも効果があるとか。

しかもこの腸内細菌が脚光を浴びて
研究が始まったのはここ5年の話で
今後さらに研究が進み医療現場で活用される日も
そう遠くないとのことでした。

画期的な、というのは
今までの治療法を根底から覆すようなものだから。
そのためか専門家のなかには批判的懐疑的な
意見も多いようですが。

話をちょっと変えて
この腸内細菌は母親のお腹にいる胎児は
まったくゼロなのだそうです。
母親からの遺伝じゃないみたいですね。
そこから生まれて大気にふれて生活するなかで
口から鼻から吸収して構成されいく
雑菌だよ。
だからそこには善玉も悪玉もあるわけだ。
個人差もそこから生まれる。
ヨーグルトなどがいいというのはその悪玉菌を
殺すことからなんですね。

また、子供達が自然のなかで遊ぶことは
この腸内細菌を吸収してることでもある。

最近の傾向として除菌除菌と喧しい。
いま流れてるCMには空気清浄機にも除菌機能が
ついていてそれを売りにしていますが
そういうのをあんまり過剰反応するのも
どんなものかなと思う。
ただでさえ子供達は外で遊ばなくなっている。
良かれと思う親心が子供免疫力を
おとしていることになっていないのかなあ

食生活ふくめて考え直してみる価値は
ありそうですね。
因みに腸内細菌を活性化すろには
発酵食品がいいみたいです。