あかんたれブルース

継続はチカラかな

泣くな中谷元。


中谷前防衛大臣が離任にあたって
の記者会見で泣いたそうな。
「つらかった」「くやしかった」と

そりゃそうだよねえ。
あんなに一生懸命がんばっていたのに
評価されないどころか理解されない
つらく悔しかっただろうと思う。

中谷さんの1年8ヶ月におよぶ
国会答弁を観戦しながら
つくづくこの人は真面目でよい人だなあと思った。

と同時にヤキモキもした。
野党の連中にいいようにいたぶられているようで。
ときには安倍さんがたまらず飛び出す場面も多々あった。
それはまるで多勢のイジメにあう中谷君を
学級委員の安倍君が盾にかばっているようだった。

また、ヒヤヒヤもした
野党の狡猾な誘導尋問にのって
ついつい言葉尻をとられはしないかと。
ヤキモキはさせられたけれどそのへんは大丈夫だった。
たぶん、ヤキモキの原因はそこにあったんでしょう。
決して言質をとられぬようにと。

その意味で中谷さんはよく頑張ったと思う。
もうボロボロ
サンドバックかズタボロ雑巾のようだ。

防衛大臣ジャンヌ稲田であれば
もうこういった思いはしないですむと
胸を撫で下ろした
けれど、
中谷さんと稲田さんの順番が逆だったらと
考えてもみる。
そりゃねえ、稲田さんだったら
野党の不毛な質問を
歯切れよく快刀乱麻に仕斬ってくれただろう。
みてるほうもあんなにストレスためないで
愉快爽快だったかもしてない。
でも、
彼女がどんなに有能であっても
あの時期の安保関連法を「国民」に理解させることは
難しいかったのではないか?
むしろ
稲田さんが冷静知的に野党議員を斬り捨てれば
するほど、国民は恐れ戦きもっと引いた
かもしれない。

その意味で、順番として、
中谷さん適任だったかもしれない。
もしかすると安倍さんはそこを見込んでみこおして
中谷さんを配したのかもしれない。
実際に民主党(現民進党)の手口には
辟易されたもんね。
民主党が落ち目に拍車をかけたのも
こういう卑怯卑劣手法を晒したせいじゃないか。
ご愁傷様でした。

であれば、中谷さんは立派に役目をはたしわけだ。
最後までよく踏ん張った。
損な役回りだったけどそれを承知でねえ。
漢だよ。

だから

中谷元よ泣くでない。
みてる人は観ているものですよ。
御苦労様でした。
くれぐれも、ホッとして死なないように。