あかんたれブルース

継続はチカラかな

息子とわたしの夏休み

今週月曜日から金曜日まで
サチコと一緒にKちゃんがやって来た。
お祖母ちゃん大喜びさ。
ホントは温泉に一泊でもしようかと計画してたのですが
あいにくお祖母ちゃんが体調崩した病み上がりで
それはやめておこうと。
それでも美味しいものたくさん食べて
お小遣もたくさんもらって
Kちゃん大満足で帰っていったよ。

わたしにとって一番感慨深かったのは
Kちゃんと一緒に親友のアリとタクマンと四人で
飲んだことでした。
高校時代の武勇伝をまくし立てるこの二人のオヤジ
それも地元言葉で
うちは九州でも鹿児島でも特異な言語地域で
Kちゃんちんぷんかんぷんだったと思う。
お構いなしだかんねこの不良中年たちは。
なんでもスピードラーニングだそうで
そのうちなんとなくニュアンスで分かってきたような
Kちゃんゲラゲラ笑っていた。

馬ちゃんの息子とこうして飲めるなんて
夢のようだっていうんだ。

アリには二人娘がいるけれど息子がいません。
その娘とも酒飲んだことはないんだと。
タクマンは結婚していない。

そんなわけで自分の息子のように接してくれる。
なんかせつなくもあった。

楽しい時間はあっというまに過ぎてしまう。
二本目のボトルを空にしたところでアリがダウン
お休みモードに入っちゃった。
時計は11時を少しまわったところ。
そろそろ帰ろうかと店を出た。
クルマに向かう途中でタクマンに
「アリは(酒が)弱くなったね」と囁くと
「うん。でも前は酔うとひっくり返って大変だっよ」と。
大きなアリをおんぶして往生するタクマンの姿が
浮かびました。
二人ともそれはそれは大酒飲みだったのです。
そんなタクマンも体を壊して酒はやめている。
壊しても飲んでるわたし。

「どうだった。面白い奴らだろう」
息子にそういうと
「ホントだね」と羨ましがっていました。
パパの自慢の友達なんだ。
お前に会わせておきたかったんだ。
パパが話してた高校時代の話、みんなホントだっただろう。
頷く息子。

高校時代に闇討ちにあったのはアリとパパ。
それを聞いて敵討ちに一人で殴り込みに行ったタクマン
その相手がまったく別人だったと40年ぶりに判明し
青くなったり赤くなったり(^▽^笑)

愉快な友達なんだ。

息子に紹介したかったのだ。
自慢の息子としてね。

また四人で飲めたらいいね。