あかんたれブルース

継続はチカラかな

ゲンドウ御免

いま現在、ロシアのウクライナ侵攻から

双方の情報戦から混乱をきたしています。

オールドメディアだけでなくネットでも。

で、そのとき念押しされるのが

勧善懲悪二元論で判断できないという戒めです。

そのことは痛感しています。

なんたってロシア対ウクライナだけじゃなく

米国、NATO各国などの思惑が絡んでいますし、

そのまた国家の中でも利害が異なる。

なかでも米国は中間選挙を控えています。


 異世界云々を解説されたなかで

 現世の善悪を無意味とする解釈に

 どうしても納得できません。


光と影、陰陽があるならば

善悪もある。

まずそこからじゃないかと思うのです。


アニメの設定の異世界観から

国際政治、外交、紛争などに話をひろげますが

そうなるとどうしても陰謀論のツッコミが

入ってきます。

ところがさ、2020年の米国大統領選挙から

陰謀論陰謀論と笑えなくなったのも事実。

なによりバイデン民主党政権の失政失策

と同時にそれに加担するメディア

そのスポンサー企業財閥の実態には

ア然とさせられます。


量子物理学の発展から

異世界もオカルトではなくなったように

陰謀論もムーの戯言ではなくなった。


ただそこでひとつ頭の痛いのが

スピリチュアルが足を引っ張っている。


私はスピリチュアルを否定しませんが

陰謀論否定論者は

スピリチュアリストの揚げ足勇み足をとって

拒絶する大義名分にしていることです。

あれほど2020年の大統領選挙の不正を

陰謀論と嗤った保守論客が

その後の裁判の流れや事実暴露

事象を突きつけられても

最後の伝家の宝刀としてスピリチュアルを

盾として一笑している。


確かに、あの大統領選挙のとき

保守トランプ支持者(正義派)は

スピリチュアリストと歩調を共にしていました。

その形勢が悪化するなかでスピリチュアリストは

暴走してしまった。

同時に保守派論陣もリアリストを標榜して

内輪揉め分断してしまいました。

私自身も習近平をCCPを内部から破壊する

光の戦士なる怪説にドン引きでした。

気持ちはわからないでもないけど

頭の痛い話です。


そういった混乱はウクライナ侵攻まで尾を引き

ウクライナが正しくロシアが悪である

という勧善懲悪を是として

少しの批判や疑問も許さない。

最近ようやくウクライナに対しても

またその裏に控える米国民主党及び企業の

存在も認識しだしてきたので

いくらかは冷静になってきたかとは思います。

 


ま、とにかく複雑な社会です。

 


20世紀は資本主義と共産主義の対立であり

資本家は共産主義を敵対する

相容れないものかと思いこんでいましたが

どうもそうではなく

資本家にとって共産主義は効率的合理的な

最終必須ツールだったようです。

 

 創始者マルクスのスポンサーに

 ロスチャイルドの存在。

 ロスチャとか出したからって陰謀論

 切り捨てないように。

 米国主要企業の持株機関投資家のリストを

 ググってみてください。腰抜かすよ。

 

左傾化する米国、民主党政権から

まざまざと思い知らされました。

 


その上で、善悪二元論へ話を戻して

共産主義を絶対悪と決めつけたいと思う。

なぜならば、共産主義唯物論として

神を否定する。 

マルクス思想は神を否定して

人間中心の価値観で物事を判断します。

これは資本主義共産主義関係なく

一神教の社会と教会組織の堕落からの

徒花だったことでしょう。

産業革命以降はそれが顕著で

それが今日のこのザマです。


20世紀末期にエンデが遺言したように

資本主義は行き詰まっていました。

それを踏まえて

世の中の流れは共産主義に向かっている。

 


しかしそれは人間の慢心であり

もう一段

バベルの塔の階層をまたひとつ

建て増しすることであり

神(善)に対する挑戦であり

いわゆる悪魔思想の崇拝ではないか。

 


私自身は多くの日本人同様に

墓参りしてクリスマス祝い初詣に行く

無信仰で無節操なのですが、

かといって神をも恐れぬ唯物論者や

合理主義者にはとてもなれない。

いや日本人だからこそ寛容な信仰心をもち

自然崇拝としてもっと謙虚でありたい。

 


エヴァ』のゲンドウのようなキャラは

まっぴら御免なのです。