なんか回りくどい言いまわしで「周期説」について書きました。
こういったサイクルというか周期はあるものです。
自分の人生をふり返って
過去の節目節目をチェックしてみるのもいいかもしれません。
それが7年とか10年とか12年とかにこだわる必要はない。
人間の人生には節目があります。
シュタイナーの「人生の7年周期説」で言いたかったのは
その時期その時期に在るべき姿勢と行動がある。
それをどこまでやりえたかで、次のステージも違ったものなる。
過去には決して戻れるものではありません。
けれども、過去から現在、そして未来は繋がっています。
過去を振り返って後悔するのではなく、
そこから現在と未来を導くヒントにすることが大切なのではないでしょうか。
自分はなにを忘れて来たか。何を求めていたのか。
それを取り戻すにはどうしたらいいのか。
ちょっと趣向は変わりますが、
上の図はみずほフィナンシャルグループ【東証1部:8411】の株式チャートです。
ロウソク足といって、その日の株価がマイナスだと黒いロウソクの陰線に
プラスだと白いロウソクの陽線になります。
その上下から出てる線をヒゲといってその日の最安値と最高値を表しています。
株式チャートに陰陽学って不思議でしょう(笑)。
この罫線が日本で普及されたのは大正から昭和初期の話。
考案したのは日本人だったか台湾人だったか?
最初に採用したのは「東洋経済」だったそうです。
同じ銘柄のチャートなのに形が違いますね。
上から日足、週足、月足、として、一本のロウソクの表現の時間軸が違います。
勿論、作ろうと思えば年足だって可能ですよ。
3年足だろうが、7年足だろうが、10年足、12年足、60年足だって作れる。
これを私たちの人生と考えてみてください。
その期間、そのステージというのがロウソクにあたります。
ロウソクからロウソクにつながるところが節目です。
陰陽の白と黒にはさほど意味はありません。
その時間軸によって陰陽はかわります。
その月に嫌なことがあっても、一年でみれば大したことはない。
むしろそれが幸運につながっていたって場合もある。
同じ、人間の運勢云々でも見方を変えれば(つまり、時間軸の幅の取り方ですね)、違いのだ。
これを「人生万事塞翁が馬」と解していただいても結構です。
私が言いたかったのは、
今を大切に生きよう。自分を大切にして生きよう。
ということです。
なんかどっかの校長先生の朝礼のスピーチのような感じになりましたが、
分かってください。
なにか・・・オチを・・・
「 円い月夜もただ一夜 」 相場川柳からでした(汗)