魂の頑固者
「こころ」ねえ、しぶい店名です。
夏目漱石と関係しているのでしょうか?
心と体はセットです。心が病めば体調もくずれる。自立神経失調とか。
心の病を脳の病とするならば、脳も臓器のひとつですものね。
よく、政財界の実力者が失脚すると、病にたおれてそのまま急逝するケースがあります。
否認しきれない喪失感、深刻な鬱状態のときに陥ると
体内のリンパ球が急激に衰えてガン細胞の増殖がはじまるのだそうです。
あの嫌な法王ナンバーワンの山県有朋の最期もあっけないものでした。
こころってどこにあるのでしょう?
やっぱり頭。それとハートから心臓でしょうか。
臓器移植をすると提供者の人格が移植者の人格に移る、影響されるとも聞きます。
脳を中心とする臓器のネットワークがあるのでしょうか。
心は「精神」と「魂」に分けられる考えています。
魂とは、たとえば自我のようなものです。
みつごの魂、百までも。
三才ぐらいで完成されるというよりも、確認される、ですかね。
魂はもって生まれたものなので不変です。
が、ゆえに社会での共同生活にとても厄介な代物かもしれない。
私たち人間は共存共生しなければいけない生き物です。
自我のまま生きていくことは難しい。個人差はあるとしても。
その魂と肉体の間に精神が存在して、いろいろと工夫して歩み寄りを提案します。
肉体がお握りなら精神は梅干しで魂は梅干しの種。ですかね(汗)。
しかし、あれです。
ここんとこ、世の中の変化がめまぐるしくて、精神もオーバーヒート気味。
また時のは手抜きしてきたツケもまわってきてか、首がまわらないことも多々。
精神は疲れる、傷つく、病む、鍛えられる、成長する。
魂はじっとみつめています。
変化する世の中で、唯一不変の存在。
変身ライダー777(5)
写真は「こころ」。これも本郷界隈です。
この一帯はこういったタイムスリップした店がたくさんあります。
なに気に入ってみると、懐かしい顔がそこにあるような気がする。
「久美ちゃん、待たせてごめんね」