あかんたれブルース

継続はチカラかな

ロマンチストのよろしく哀愁



もっと素直に僕の 愛を信じて欲しい

近現代史からロマンティシズムとやらを考える
そうさ心の旅で考えたんだ。

荒尾精が好きです。…ムッシュごめん

わたしが俺といったそれ以前の素直な僕に戻って

荒尾精が好きで好きで…好きです。

ムサくて、毛深くて、貧乏で、臭そうで…パハップス…きっと、くさい。

バカ正直で熱血で暑苦しくい荒尾精が好きだ。

荒尾精は支那通軍人なんだそうな。
いやすでに軍人は足を洗っていた、というのが正しい。

貧乏エビスといわれた。

岸田吟香

頭山満

杉山茂丸

根津一も

荒尾精が好きだった。僕も荒尾精が好きだ。

みんな荒尾精を愛した。

荒尾は中国を愛した。

荒尾は日清戦争を推進した。

荒尾は講和条約で、いかなる領土も賠償金も要求してはならないと
泣いて訴えた。却下された。

そして台湾でペストで死んだのさ

臨終のとき

「嗚呼、アジアの保全が……」

と慟哭を発して、死んだ。

こういった支那通にはロマンティシズムの独りよがりな
危険な思い込みがあるという。

僕は評論家じゃない。

僕は荒尾精が好きだ。



もう泣くのも平気

よろしく哀愁



「青空会議」疾風録(5)GO! GO! 郷ひろみ、だぜぇ