あかんたれブルース

継続はチカラかな

朝日と三井の赤い疑惑

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村山さん、弾はまだ残っとるがよ(5)


明治15年から21年にかけて
朝日新聞には、
明治政府から資金が流れた事実があります。
それも三井を経由して
その資金は政府の機密費からのものだった。
(機密費とは尖閣諸島購入資金でなどで用いられたあれだ)

この事実から、ある時期(明治15年を限定して)
朝日新聞は政府の御用新聞だったと指摘されている。(疑惑1)

また、朝日が新経営者に刷新した明治14年の資本金増資で
村山龍平が1万3千400円。
上野理一が6千600円を出資している。
(政府のダミー小野十作が1万円で合計3万円の増資)

村山はそれまで大阪実業界で活躍していたのでいいとしても、
上野は無一文に近かった。
そんな金がどうやって捻出できたのか?
また、入社一年目の上野が共同経営者として
なぜ抜擢されたのか?

上野の資金は三井から出たといわれている。(疑惑2)


大正時代、寺内内閣のとき起きた米騒動
このとき、鈴木商店が焼き討ちにあった。
鈴木商店が米の買占めをやったと新聞が煽ったのが原因。
朝日も例外ではない。
しかし、その報道はガセでした。
城山三郎は『鼠 鈴木商店焼打ち事件』で
この事件の背景には三井が糸を引いていたと推理し、
朝日新聞はその手先であったと囁かれている。
はたして朝日新聞は三井のヒモ付きだったのか。(疑惑3)

その頃、寺内政権が対中国政策で「西原借款」という
結果的に大失策となる(資金援助)外交政策を行う。
この西原借款に強く反対していたのが朝日新聞だった。
しかし同時に、この西原借款は北京政権安徽派(段祺瑞)を
支援するもので、中国南部に利権を有する三井には
好ましいものではなかった。
ここにも朝日と三井の癒着が囁かれている(疑惑4)。

この4つの疑惑は
朝日新聞三井財閥との癒着として
近現代史「闇の権力者陰謀説」と語り継がれていますが
さて、その真相は?
この本ではそれに決着をつけてみました。

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急がないと、危ない。