縁起について

ちょっと前の話ですが
弥生ちゃんがブログで吼えていた。
「半額商品しか買えないぞお！ばっかやろう」と
民衆の怒りを背負ってアジってた。
当然、彼女自身の生身の痛みでもある。

あらら

かといってね、なにをどうにもできないし。
そういうときは貧乏観音ルイ菩薩にお参りします。
あのおこのように言うておりますが・・・

「なにいうてんの、わてなんか
　半額やないとヨウ買わへん
　半額で買えたらハッピーやないの
　定価で買う人の気が知れんわあ」

と福音のお告げがありました。
なるほど物は考えようとはよく言うた。

早速、これを弥生ちゃんに・・・と、まてよ
わたしゃしきちゃんとロマンの馬鹿のせいで
出入りを自主規制してたんだ（汗）

で、共通のお友達のところで
そういえば、
弥生ちゃんがこんなこと零してたけど
ルイちゃんはこんなふうにいってたよ。
とコメントにかこつけて入れておいた。
細工は流々仕上げは・・・

そしたらここの管理人さんが何を思ったか
怒り出して（理解不能）
あろうことか弥生ちゃんのゲストブックへ
馬太郎さんはこんなこと言ってますが
私には関係御座いません。と
確定申告に行きました。

当然、弥生ちゃんは困惑するわなあ（汗）
さらーとかわしていたけれど
俺はどうなるんだ！

策士策に溺れる（涙）

それからしばらくして
弥生ちゃんはブログを締めた。
なんかなあ・・・後味が悪いというか
この誤解は一生解けないまま
どうせ嫌なオヤジだよ、とほほ（涙）

それから一年ほど経ちましたかねえ
ひょんなことから弥生ちゃんのリアル友
という人と知り合う。
世間は狭いものだと感心しました。
で、つきましては以前のカクカクシカジカは
こういった次第で、そのようにお伝えください。
とお願いしたわけだ。

そのリアル友さんは
「弥生はアホであれから色々
　反省してるようです」と彼女の近況と
その伝言を伝えてくれることを約束してくれた。
なんかそのときのニュアンスでは
そんなに悪くは思われていなようだったので
ホッとしました。

それから半年ぐらいかな
このリアルさんと知人を介して三人で
会うことになりました。
場所は都内某所の駅前居酒屋だ。

「はじめまして馬太郎です」
なにが恥しいかってこの馬太郎で
自己紹介するときが一番恥しい。
電話なんか最悪。
で、このリアルさんがニヤニヤしてる。

「馬太郎さん、わかりませんか？」

「へえっ？」

「弥生です。その節はお世話になりました」


だってよ。がっぴーん！

迂闊にもまったくノーマークだった（汗）
ま、そういうことであの時の誤解も解けて
めでたしめでたしだったのだ。
弥生ちゃんいわくあの時は
「変なこといってくるなあ」と
不審に思ったとか。
そりゃそうだよね。

でもさあ、不思議な体験だった。
世間は狭いといえばそうだけれど
波長というか引き寄せというか
誠意は通じるというかなんなのかわからんが

それと言葉は気をつけないと
こっちにそんな意図はなくても
受け取るほうはまったく違う解釈をする。

間に入った人は
わたしと弥生ちゃんが揉めてると思い
それで自分のブログで皮肉を書き込まれた
とでも思ったんでしょう。
そして、御注進御注進私は無関係。
で、また話はややっこしくなる。

まあ、わたしの場合はルイ隊長が
ことの次第を知っててくれたから
そこだけでも救われてたけれど
じゃ、なかったら悶絶で
その管理人さんと泥仕合・・・は、しないか（笑）

でも忸怩たる思いに駆られたよ（涙）

ま、そんなところで
愛縁奇縁不思議な縁が世の中にはある。
わたしたちが考えうる物理的な範疇を超えて
繋がるものは繋がってるし
繋がらないものはなにをどうやっても
繋がらない、ものです。
そういうのは無理してもだめだし
なんというか
こういうのが因果とセットだという
縁起なんだろうなあと痛感したものです。