あかんたれブルース

継続はチカラかな

さらば良い子のゆりかご



隣の奇知害おばさんのパフォーマンスに困惑する
ルイちゃんからこういう情報をもらった。
http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=121
これまで精神疾患ふくめて病める人たちの在り方
その弊害について記事にして参りましたが
なるほどこれで話の辻褄があった感じです。

豊かさを履き違えてる
暴走する過剰をコントロールできない
過剰な防衛本能と被害者意識と御都合主義
その反動からの攻撃性、自己肯定のための否定
目先の利害に聡く近視眼的な発想などなど
こういった行動原理は
「報酬の時間遅延に対する嫌悪」からなんですね。

豊かさ→「便利・利便性」が必要以上にリンクした
ってことでもある。もっといえば
ここに合理・効率性という大義名分がある。
はたしてそれが本当に合理的で効率的なのかは
大いに疑問なのですが。

そういう「頭」だけの思想に
精神を含めた「体」がついてこれない
拒絶反応、アレルギー症状を起こしているのが
さまざまな変調を生み出しているんだね。

「明日の百より今日の五十」
なんて言葉が昔からあるように
「勝てば官軍」「あがってナンボ」と
あるように、人間どうしても現金に弱い。

そういうのの歯止めに「心」はあったのでしょう。
木こりは自分の落とした斧は金で銀でもなく
三番目の鉄の斧だと正直に自己申告したとさとか
花咲か爺さんの隣の爺さんや舌きり雀の隣の婆さん
などがたどった末路とかまったく顧みない時代
非科学的でるとか非現実的であるとか
フィクション、小説でるとか
真実は常に暴かれるものでなければならないとか
そこに目先の真実が貴ばれているわけだ。
正直者は馬鹿を見る。
言わなきゃ損。言ったもんが、声のでかいのが勝ち。

即決ではやく御褒美おくれよ!

要は時間の経過がいたたまれない。
以前、セックスを「時間の変化」という表現で
語ったことがありましたっけ。
その括りでいくと、食器を洗ったり部屋を片付けたり
こういった家事も性的なものであると。
そのなかのでの変化の歓びというご褒美が
見出せなくなってしまった。
その時間に身が持たないのだ。
セックスも単なる快感(刺激)の追及に成り下がった。
映画『タクシードライバー』が描いた通りです。

食事にしても、たとえばすき焼きは御馳走で
みんな好きだった。毎日でも食べたい。
要は肉があって汁がかっかって申し訳程度にでも
たまねぎがあればいいんじゃない。
安いしお手軽というニーズにピッタリ。
そこまでして喰う必要があるの?というと
忙しくて貧しくて仕方ないんです!
と逆ギレする。まるで被害者気取りだ。
でなけば牛丼好きなですと開き直る。

なんかさ、大切なものを手放していってる
ような気がします。それで満足なら
それはそれでいいんですけどね。

手間を嫌うんだな。
即効果がないと納得できない。我慢が利かない。
そのプロセスを楽しむ余裕がない。
ご褒美も罰も時間が伴うとよくわからない。
なんたって時は金なりですからね。
とにかく忙しい。
便利になって余裕がでるんじゃなくて
そこに仕事や遊びや色々を突っ込んでくる。
そういうのもあって
また管理束縛されてたりするから
体も脳も変調を・・起こすわな。
頼りの綱の心は遠の昔におさらば波止場。
さらばいららばいグッドバイ

昔、文豪夏目漱石はそれを憂いて
東洋の眠りを求めたんだ。
それから100年
私達はそういう安眠さえなかなか手に入れられない。
そして、悪い奴ほどよく眠る。