あかんたれブルース

継続はチカラかな

見失ったインテリジェンス

そういえばケータイをみないなあ・・
どこ「(゜゜)゛やったんだろう
家電から電話して在りか探すも呼び出し音がない。
あれれ・・家の中にないぞおお
困った。病院のロッカーかなあ
もう9時だしジタバタしても仕方ないので
NHKドラマスペシャル『百合子さんの絵本』を観た。
薬師丸ひろ子がよかった。

ストックホルム終戦工作に類する話だね。
ヒロインは一戸兵衛の孫娘だった。実話として。

当時参謀本部っていうのはエリート中のエリート
けれどもどんなに優秀でも思い込みに駆られ
それに反する都合の悪い情報を受け入れないんじゃあ
ダメですねえ。まったく弁解の余地なし。

情報を英訳するとインテリジェンスとなる。

つまり情報を蔑ろにするものは
インテリジェンスに欠ける、馬鹿なのだ。
参謀本部は馬鹿ばっかりだったってわけですね。

不可解とされる相模原の事件
狂気の植松聖は陰謀説の信奉者だったそうです。
死海文書やフリーメーソンイルミナティ陰謀論などなど
第三次世界大戦とかヒトラーの降臨とかが
飛び出してきたのにはそういう伏線があったわけだ。

こういうトンデモ本の情報を鵜呑みにしてしまうのは
歴史をよく理解していないってことで
これって陰謀論信者に共通していえることだ。
もっといえば正しい情報を把握できていない
インテリジェンスが欠けているってこと。

そういった連中が暴走して暴挙に出る。
陸軍参謀本部も一緒、というところが恐い。

アメリカにもロシアにも中国にだって陰謀はある。
言葉をかえれば国家戦略とか地政学とか
だけどそれが上手くいかないからドタバタなのだ。
後講釈で話を繋げてもっともらしくいうのは与太なの。
八百屋の親父にだって陰謀はあるんだからね。

現実に背を向けて
学校が火事になれば明日のテストはなくなると
放火する馬鹿もいる。
犯罪を犯して有名人になろうという馬鹿もいれば
死刑になりたいからと他人を死傷させる馬鹿もいる。

精神疾患を装い2年で出所、謝礼5億円
第二の人生の名前まで披露する馬鹿もいる。

狂気はどこにでも宿るものです。
良い子は変な本や変な新聞読んでトチ狂わないように。
ちゃんと歴史を学びましょう。


ところで、俺のケータイは・・・どこだあ