あかんたれブルース

継続はチカラかな

みゆき嬢のララバイ(3)それは、知的「男勝り」の厄災か?

 ♪)

 他人の不幸を祈るようにだけは なりたくないと 願ってきたが

 今夜 おまえの幸せぶりが 風に追われる 私の心に痛すぎる

 ♪)

 
 みゆき嬢はプライドの高い女性です。
 けれども彼女の「知性」の方向性は常に本質に肉薄しています。
 それが「願ってきた」という「謙虚さ」に、にじみ出ているのですね。
 誇り高き知性を有する、みゆき嬢。
 が、肉薄していても的中していないところもミソ。(馬券的には)

 彼女が羨ましがる礼子は、頼りない女で男性のある一部のタイプは好みますが、
 それでも肌合いがそぐわないと、チャブ台をひっくり返す暴挙につながる場合もあります。
 必ずしも礼子が幸せになれるとは限りません。
 (NANAの相方のハチでしったけ?あれが礼子じゃ)ただ、彼女が見下した?
 この礼子は他の歌にも登場するので、みゆき嬢には相当ショックだったようです。
 
 みゆき嬢は「おまえは一人でも生きていけるから」という理由でよくふられますが、
 彼女の自立自活能力は抜群なので、彼らの指摘と判断は不当ではないでしょう。
 たとえ、その過程でみゆき嬢が酒に溺れ、血の涙と道路交通法に違反しようとも、
 みゆきは強かに復活します。

 けれども、彼女がふられるのは「そのため」ではなく、単に「相性」の問題です。
 彼女は知性派なのにマーケテング戦略によるターゲットをなぜ誤るのか?

 それとも「資質」と「好み」は相反するものなのでしょうか?
 そんな自然の摂理に反する現象があるとすれば、その最大の要因(障害)は「知性」ではないか。

 みゆき嬢よ、その自己愛の行方は何処なりや!


♪)

怜子 いい女になったね 惚れられると 女は 本当に 変わるんだね
怜子 ひとりで街も歩けない 自信のない女だった おまえが 嘘のよう

ひとの不幸を 祈るようにだけは なりたくないと願ってきたが
今夜 おまえの幸せぶりが 風に追われる 私の胸に痛すぎる

怜子 みちがえるようになって あいつにでも 本気で
惚れることが あるんだね 怜子 あいつは 誰と居ても
淋しそうな男だった おまえとならば あうんだね

ひとの不幸を 祈るようにだけは なりたくないと願ってきたが
今夜 おまえの幸せぶりが 風に追われる 私の胸に痛すぎる