あかんたれブルース

継続はチカラかな

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

下山敏郎の弁明の不味さ

良識派の壁(5) しかし、タイミングがいいのか悪いのか オリンパスの問題は以前から騒がれていたのですが 今月2日から連載した「良識派の壁」は 終戦のときの軍人・大西瀧治郎のスタンスからの問題提議でした。 とくにオリンパスを意識してのものじゃなかっ…

バレなきゃよかったのか。

良識派の壁(4) オリンパスの不透明な企業買収の件 やっぱりというか遂に真相があらわになりましたね。 財テクの失敗の損失隠し。 前の社長など三人の重役の仕業だそうです。 オリンパスといえば一流の優良企業、銘柄。 その手口は唖然不自然で露骨というか…

ある父親の実録メルヘン

ハンカチ物語(2) 最近、自分の周辺でアスペルガー(症候群)という 言葉を聞く機会が多いです。 多動少症、自閉症など現代の子供たちが抱える シンドローム的障害なのでしょうか。 そういったものを子供たちの個別の、先天的な障害と考えるか 社会環境によ…

ハンカチ物語

週末の二日間、 古市憲一氏主宰の「夢塾」のセミナーに参加してきました。 古市さんのことは以前も記事にしましたが 元お茶の水女子大付属小学校副校長で 現職中にこの学校の入試制度を全廃させた方です。 退職後も生涯いち教師というスタンスで 日本の教育…

馬鹿でも利口でもできない。

良識派の壁(3) 母親がイタリア系スペイン人なので ギリシャ人とはまったく無縁で パパンドレウ首相ともまったく無関係なのですが 彼らについて勝手に書きます。 ギリシャの経済危機がEUそして 世界的金融危機に発展していることはご存知かと思います。 …

フェアじゃない。

良識派の壁(2) 大艦巨砲主義を時代おくれの妄信として 海軍の紋章「桜と碇」を「桜とプロペラ」に変えろと いった大西瀧治郎は同時に、搭乗員の技術と人命も 重視する「合理主義者」でした。 最初の頃は不時着したら捕虜になるように訓示していたほど。 良…

精神論ではなく現実論として

良識派の壁(1) 『あゝ決戦航空隊』という東映作品があります。 原作は草柳大蔵ですが、脚本を笠原和夫が手がけました。 製作時がちょうど東映実録路線のまっさかりで 主演の鶴田浩二(大西瀧治郎) 共演に池部良 (米内光政)ここまでは前の任侠路線として…

実体のない存在

リアリティーについてのこだわりを よく記事にします。 わたしにとって、このリアリティーは非常に重要で 映画でも、書籍でも、相手の言動でも とうぜん、自分の言動や姿勢でも まずはこれを基準にして考えてきました。 たとえそれがフィクションでもSFでも…