この写真は不思議な猫「クリ二世」の前に私たちが飼っていた子猫クリとモモです。
トラが♂の「クリ」で黒ぽいほうが♀の「モモ」です。
男性諸兄のために妻のセクシーショットはサービスよ(爆)。
同僚の涼子ちゃんの飼い猫が子供を生んだのでもらって欲しいのとこ。困っていました。
私のアパートでは生き物は飼えませんが、そこはそこ、人助け。法には抜け目あり(笑)。
で、お邪魔したら、もう一人の同僚里佳ちゃんも来ていた。
彼女は少し太めでしたが、馬太郎も心を動かされるほどの超美形。
ところが、人間の成長には男女差があって女性の方が早熟です。精神的な意味でね。
だから若い頃は同年代の男の子が子供っぽくみえてしまう。
彼女は家庭環境が複雑で養女にだされたそうです。
そのせいかファザコン気味なので余計に拍車がかかる。
付き合う男性はひとまわりふたまわり年上ばかりでした。胸毛も好きといってました(爆)。
また、里佳ちゃんは私と妻の後輩にあたります。
なぜか妻はカリスマ先輩だったようで後輩の憧れの的。里佳ちゃんもその一人。
それがなんで、こんな男と!って、私のことなんです。
失敬な!いまに見てろ、世の中舐めやがって、という関係です(笑)。
さて、私は元気なクリを里佳ちゃんはお淑やかなモモを貰って帰りました。とさ。
その夜、私のところに切迫した彼女からの電話あり!
「馬太郎君、助けてぇ! 彼が暴れ出して大変なの」
ネコ嫌いの彼氏(ひとまわり年長の水商売系)が帰宅してブチギレだとか。
それで、そのネコ(後のモモ)を引き取ってくれとのSOS。
なんだよ、そういう時だけ。妻に事情を話して説得して(一匹も二匹も同じとか)
タクシーで三軒茶屋まで行きましたよ。
しかし、このシチュエーションで私が現れるのって、なんか変じゃない?
まるで間男みたいでドキドキするな。
「里佳ちゃんに乱暴はよせ!」「お前は誰だ!」「・・・誰でしょう?」
喧嘩になったらどうしよう。愛もないのに(爆)。
途中はカットして。
こうして我が家にモモもやって来ました。
とても可愛かったですよ。
短い間でしたが私たちはお父さんとお母さんになります。
桃栗三年。とはいかず、
隣の部屋の人の苦情と大家さんからの説教でクリは妻の実家へ。
モモは親戚の家に里子にだされました。
妻は母性愛を私は父性愛を感じたばかりだったので、とても悲しいでした。
不思議なクリ二世が現れたのはそれからしばらく経ったことです。