恋愛卜伝十二番勝負（第八番）
折れた煙草の吸殻あでぇ あなたあの嘘が分かるよお
中条きよしの『嘘』です。
この曲のヒットによって煙草を消すときに
折らないように気をつけた男子は多いと聞きます。
と同時に男は嘘つきであるというイメージが決定的になった。
まあ、政治家もナベツネもみんな嘘つきは
野郎ばっかしが目立ちます。
しかし、さ
男と女どっちが嘘つきか？
中島みゆきは「嘘つきが好きよ」と歌った。
返す刀で歌姫で
男はいつも 嘘がうまいね
女よりも子供よりも 嘘がうまいね
女はいつも 嘘が好きだね
昨日よりも明日よりも 嘘が好きだね
男は嘘が上手いのか・・・
しかし、女は嘘が好きだ。
好きこそモノの上手なれ。ということで
わたしは女のほうが嘘つきだと思う。
まあどっちが嘘つきかは別として
ここで独断流馬太郎の暴言を一席
「愛は嘘だ。」
真実の愛なんていうけれど、愛自体が嘘なんだから
そんなものはない。
だから「どんな愛もすべて愛」といい加減な戯言が罷り通っている。
なぜならば、それを真贋で篩にかけたら
そこには何も残らなくなることを
浅田次郎は知っている。
からだ
嘘というものを、許さない気風があります。
そりゃあ問題の社長の嘘や政治家やナベツネの嘘はよくない。
けれども、
物事には必ず表裏があって、悪い嘘もあれば良い嘘もあるものです。
前出の嘘は保身のための嘘であって、こんなものは当然、屁です。
しかも中身が飛び出て臭くてきちゃない（涙）
しかし、愛しているという告白の嘘に
保身があるだろうか？
むしろ、のっぴきならない厄介が待ちうけている。
保身なんかじゃない。
ということは、愛の嘘は、良い嘘であると決定しました。
だれでもそのときはそれを真実だと信じている。
言った方も言われた方も
問題は、その嘘をどこまで信じられるかどうかだな
三日か三ヶ月か三年か、それとも三秒か
それとも、永遠の嘘を通せるか
ああ、みゆき嬢がいったのはこういうことね。
嘘つきが好きよ。
お後がよろしいようで。てけてんてんてん
以上、詐欺師馬太郎でした。
