あかんたれブルース

継続はチカラかな

引きこもりの逆襲

不定期ルイちゃん通信(108)


ルイちゃんの深夜勤務にようやく助っ人が採用された。
喜んだのもつかの間で、このパート青年は引きこもりで
はじめての社会参画さん。
ということでまったく使い物にならないそうな(涙)

なんか、そういう話を聞いていたら
ある人物の顔が浮かんだので、ふとこころみに
「もしかしたらその彼、●君っていうんじゃないの?」
と言ってみたら。

「なんで知ってるの!」

世の中って不思議だ。

さて、そんな若者を
「がんばれ~、仕事だと思うな~、ストレッチだと思え~」
なんてオダテたりスカしたりダマしたりで
仕込んでいるルイちゃんママでした。


それが半月前のこと

わりとほのぼの系の話だったのですが
その若者が最近どうにもこうにも不貞腐れて態度悪く
他の職場の人達から総スカンだそうです。

「もっと理解して優しく見守ってあげれば」
なんて甘い発想はこの現実には通用しない。
こういった甘い発想が彼をここまで追い込んでしまった
といっても過言じゃないかもね。
また、親の責任もあると思いますよ。とっても

たとえば、食器に八つ当たりして
がちゃがちゃ乱暴にあつかってウルサイ。
そのとき客がいないからいいとして、
お客がいたら不味いじゃない。
たまりかねた早番であがろうとしていた
パートのおばちゃんが
「あんた、いい加減にしいや。ウルサイ!」
と帰りしなに注意した。

そしたらどうい言ったと思う?

「早く帰ればいいじゃないですか。
 終わったんでしょ
 いるからうるさいんですよ。」

だってよ。

これ聞いて、ルイちゃんはあきれて噴出したそうですが
なんかわたしは笑えなかったなあ・・・

たしかにこういった若者は社会的な弱者であることは確かだ。
でもさ、こういう発想って・・・
それが、彼のガードとか鎧であることもわかる。
でもさ、そういうのって

変だ。

現代社会の、常識として暴力はいけない。
でも、手をあげてしまいそうな衝動に駆られます。
わたしが彼を殴るか蹴るかはフィフティーフィフティーですが
ほっぺたををツネって
「どのクチが言ったのかなあ?」とねじ上げて
みっちり説教する確立は96%。

しかし、それでは駄目だという。

ホントに駄目なのか!

だからわたしは常識なんて信じない。のさ。ふん!