あかんたれブルース

継続はチカラかな

泣きっ面のハッチ

つぐみのゆりかご(4)


「おかあさん」を中国語では
「媽媽」と表記するみたいですね。

マーマーって発音するんでしょうか
マーマー、ママン、ママ・・・
なんか母の呼び名は
万国共通語みたいですね。
うちの田舎では昔は「ウンマ」といったとか。
これには「馬」って意味もあるので
「媽」と重なります。

海の道、陸の道、絹の道、タバコロード・・・
そういう地理的な歴史観もあるでしょうが
なんというか幼子が母親を
「マー」「マーマー」「ママ」と
自然に発するなんていうほうが
もっとロマンをあるかな。

人がはじめて発する最初の言葉としての
ママ、マンマは
「飯(マンマ)」の意味もあるので
母親=おっぱいでマンマ(飯)なのかしらん?

鳥は初めて見たものを
母親と認識するそうですが
人間の場合は臭いみたいですね。
おっぱいの臭い。
以前テレビでそんな実験をやっていた。

そういえば、母親には独特な匂いがありました。

いまでもNHKで
おかあさんといっしょ」という番組はあります。
わたしらが小さい頃もあった。
そのなかで母親の臭いの歌があった。

 おかあさんっていい匂い
♪洗濯していた臭いでしょう
 シャボン玉の匂いでしょう
 お料理していた臭いでしょう
 卵焼きの臭いでしょう♪

母を訪ねて三千里
マルコは母の匂いを憶えていたのだろうか

犬には帰巣本能というのがありますよね。
これは渡り鳥とかにもあるようですが
犬の場合は臭いというのが
大きな手掛かりみたいです。

母親の匂いを憶えていますか?
私たちは親離れして相当時間も経って
また、現代社会の環境から
すっかりそういう記憶を忘れてしまった。
本能、能力を失っている。
それでも、四十代にはいって起きる
ミドルエージングクライシスは
ただ単に危機というのではなく、親との和解
それと帰巣(里帰り)という本能的な
気づきもあるのではないか。

ふむふむいい線いってるじゃんと
と、ここまで書いて躊躇した
http://www.youtube.com/watch?v=I1ca5PEdjR8

あの子は憶えていないよきっと(汗)
・・・結局こうやってツメが甘くなるんだ。

ハッチが好きだったよなあ。
自分を投影させてるんだってさ・・・
わたしはあの情けない顔のハッチが嫌いだったけどね。

みなし子ハッチは母の匂い憶えていたか?

でもなあ・・女王蜂だとなあ・・・